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J-GLOBAL ID:201503024455429756

スピン流制御装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 平木 祐輔 ,  関谷 三男 ,  渡辺 敏章
Gazette classification:特許公報
Application number (International application number):2013236151
Patent number:5649198
Application date: Nov. 14, 2013
Summary:
【課題】スピン流を制御する機構を提供し、更に、そのスピン流制御機構を用いてスピン流をオン・オフ制御する回路あるいはスピン流を用いた論理回路を提供する。 【解決手段】非磁性導電体10にスピン注入するスピン注入部と、スピン注入部から注入され非磁性導電体中を拡散するスピン流を制御するスピン流制御部とを有する。スピン流制御部は、磁壁32が挿入された強磁性体31と、強磁性体31に制御電流を流して磁壁を移動させる電流源35とを有し、非磁性導電体中を拡散するスピン流に磁壁移動に伴って発生する電場を作用させることによってスピン流を遮断する。 【選択図】図1
Claim (excerpt):
【請求項1】 非磁性導電体と、 第1の強磁性体と第1の電流源を備え前記非磁性導電体にスピン注入するスピン注入部と、 磁壁が挿入された第2の強磁性体と、前記第2の強磁性体に制御電流を流すための第2の電流源と、前記制御電流をオン・オフするスイッチを有し、前記制御電流によって前記第2の強磁性体に挿入された磁壁を移動させ、前記スピン注入部から注入され前記非磁性導電体中を拡散するスピン流に前記磁壁移動に伴って発生する電場を作用させることによって前記スピン流を遮断する機能を有するスピン流制御部と、 入力信号によって前記スピン流制御部の前記スイッチをオン・オフ制御する入力部と、 第3の強磁性体と、前記第3の強磁性体と前記非磁性導電体の間に発生する電圧を検出する電圧計とを備え、前記スピン注入部からみて前記スピン流制御部より下流側に設けられた出力部と、を有し、 前記入力信号に対して前記電圧計の電圧を出力信号とするNOT回路として機能することを特徴とするスピン流制御装置。
IPC (1):
H01L 29/82 ( 200 6.01)
FI (1):
H01L 29/82 Z
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (2)
  • スピン流増幅装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2012-029825   Applicant:株式会社日立製作所
  • スピン伝導素子
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2011-009234   Applicant:TDK株式会社
Article cited by the Patent:
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