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J-GLOBAL ID:201503078067086866

体積計測用ヘルムホルツ共鳴容器、体積計測装置、及び体積計測方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 清水 敏
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2012083280
Publication number (International publication number):WO2013094739
Application date: Dec. 21, 2012
Publication date: Jun. 27, 2013
Summary:
液体中で、ヘルムホルツ共鳴を用いて対象物の体積を非接触で計測できるようにするためのヘルムホルツ共鳴容器110は、密閉可能な開口部132を有する容器130と、容器130の内部の中空部分と連通する下端と、開口する上端とを持つネック部138と、ネック部138の上端に設けられ、ネック部138の内部に連通する開口部を持つカバー部材140とを含む。カバー部材140の開口部112の縁部が、当該開口部に近くなるほど肉厚が薄くなる、音声発生のためのリード部152を形成している。リード部152に送水管118から水流をあてることによりリード部152により音声が発生し、この音声に応答して容器110でヘルムホルツ共鳴が発生する。容器130内に対象物を入れておき、ヘルムホルツ共鳴のピーク周波数を調べることで、所定の関数関係により対象物の体積を計測できる。
Claim (excerpt):
液体を貯留する、所定の容積を規定する中空部分を有する容器本体と、前記容器本体の前記中空部分と連通する一端、及び、端面が形成された他端、を持つ筒状のネック部とを含むヘルムホルツ共鳴容器、を用いて、液体中の対象物の体積を非接触で計測する方法であって、 前記端面には開口部が形成されており、 前記端面の前記開口部の縁部を形成する部分の少なくとも一部が、当該開口部に近くなるほど肉厚が薄くなるように形成されて、音声発生のためのリード部を構成しており、 前記方法は、 前記ヘルムホルツ共鳴容器を液体中に浸漬することにより、前記中空部分と前記ネック部とが前記液体に満たされ、かつ、前記ネック部の前記端面も前記液体中に位置するようにするステップと、 前記中空部分に前記対象物を配置するステップと、 前記中空部分に前記対象物が配置されている間に、前記リード部に向けて液体の流れを一定流量で一定方向からあてることにより、前記リード部に音声を発生させるステップと、 前記リード部が発生した音声に共鳴して前記ヘルムホルツ共鳴容器内で発生する共鳴音のピーク周波数を測定するステップと、 前記測定するステップで測定された周波数を変数とする関数により、前記対象物の体積を算出するステップとを含む、液体中の対象物の体積を非接触で計測する方法。
IPC (2):
G01F 17/00 ,  A01K 61/00
FI (2):
G01F17/00 B ,  A01K61/00 Z
F-Term (2):
2B104AA00 ,  2B104GA01

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