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J-GLOBAL ID:201803008062244816

QD法電磁ホーン型ESR装置及びこの装置を使用したESRスペクトルの取得方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (5): 青木 篤 ,  鶴田 準一 ,  南山 知広 ,  河合 章 ,  伊坪 公一
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2016124885
Publication number (International publication number):2017227570
Application date: Jun. 23, 2016
Publication date: Dec. 28, 2017
Summary:
【課題】周波数掃引電磁ホーンESR装置によって、ESR吸収、分散スペクトルを同時に得る。【解決手段】QD法電磁ホーン型ESR装置は、周波数掃引が可能なYIGマイクロ波発生器と、YIGマイクロ波発生器から分配されるマイクロ波によって駆動され、内部に試料を収納可能な反射型電磁ホーンと、反射型電磁ホーンに磁場を印加する電磁石と、反射型電磁ホーンから出力されるマイクロ波信号と、マイクロ波発生器からリファレンスアームに分配されたマイクロ波信号とを入力し、互いに90°位相がずれたESR実部スペクトル信号及びESR虚部スペクトル信号を生成するQIFM素子と、QIFM素子から出力され適宜増幅されたESR実部スペクトル信号及びESR虚部スペクトル信号が導入される情報処理部と、を備え、情報処理部は、ESR実部スペクトル信号及びESR虚部スペクトル信号の周波数掃引時の位相のズレを補正するための整合位相角の周波数依存性を記憶している。【選択図】図1
Claim (excerpt):
周波数掃引が可能なYIGマイクロ波発生器と、 前記YIGマイクロ波発生器から分配されメインアームを通して入力されるマイクロ波によって駆動され、かつ、内部に試料を収納可能な反射型電磁ホーンと、 前記反射型電磁ホーンに磁場を印加する電磁石と、 前記マイクロ波と前記磁場の印加によって、前記反射型電磁ホーンにおいて発生した前記試料のESR共鳴による電子スピンの反転によりわずかにエネルギーを失って前記反射型電磁ホーンから出力される第1のマイクロ波信号と、前記マイクロ波発生器からリファレンスアームに分配された第2のマイクロ波信号とを入力し、この2つの入力信号から互いに90°位相がずれたESR実部スペクトル信号及びESR虚部スペクトル信号を生成するQIFM素子と、 前記QIFM素子から出力され適宜増幅された前記ESR実部スペクトル信号及びESR虚部スペクトル信号が導入される情報処理部と、を備え、 前記情報処理部は、前記ESR実部スペクトル信号及びESR虚部スペクトル信号の周波数掃引時の位相のズレを補正するための整合位相角の周波数依存性を記憶しており、前記ESR実部スペクトル信号及びESR虚部スペクトル信号に前記整合位相角の周波数依存性を適用して、位相の揃った周波数掃引ESR吸収スペクトル及びESR分散スペクトルを生成し出力する機能を備える、QD法電磁ホーン型ESR装置。
IPC (1):
G01N 24/10
FI (5):
G01N24/10 510L ,  G01N24/10 520A ,  G01N24/10 520G ,  G01N24/10 510S ,  G01N24/10 510D
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • 電磁ホーン型電子スピン共鳴装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2009-255965   Applicant:原正和
  • パルスESR装置
    Gazette classification:公開公報   Application number:特願2011-194665   Applicant:株式会社JEOLRESONANCE, 国立大学法人京都大学
  • 特開昭63-082647
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