Pat
J-GLOBAL ID:202003006124331759

不死化したヒト由来腫瘍血管内皮細胞の樹立方法及び不死化したヒト由来腫瘍血管内皮細胞

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 特許業務法人IPアシスト特許事務所
Gazette classification:再公表公報
Application number (International application number):JP2018010735
Publication number (International publication number):WO2018169094
Application date: Mar. 19, 2018
Publication date: Sep. 20, 2018
Summary:
【課題】 本発明は、化合物スクリーニングなどの細胞ベースの実験に有用な不死化したヒト由来腫瘍血管内皮細胞を取得することを目的とするものである。【解決手段】 本発明は、腫瘍血管内皮細胞を含む腫瘍組織由来の細胞懸濁液に対して磁気ビーズを用いた細胞分離、及び任意選択のフローサイトメトリーによる細胞分離を行ってCD31陽性細胞を含む細胞群を分離し、さらに分離した細胞群の継代培養とフローサイトメトリーとを組み合わせてCD31陽性細胞を含む細胞群を再分離し、SV40T遺伝子、hTERT遺伝子及び蛍光タンパク質をコードする遺伝子を発現可能に有するウイルスベクターで形質転換し、継代培養とフローサイトメトリーを組み合わせて形質転換細胞を選抜することを含む、不死化腫瘍血管内皮細胞株を樹立する方法に関する。本発明によれば、腫瘍血管内皮細胞に特異的な薬剤のスクリーニング又は医薬の開発に有用な腫瘍血管内皮細胞を安定的かつ大量に提供することが可能となる。【選択図】図1
Claim (excerpt):
腫瘍血管内皮細胞を含む腫瘍組織由来の細胞懸濁液に対して磁気ビーズを用いた細胞分離、及び任意選択のフローサイトメトリーによる細胞分離を行ってCD31陽性細胞を含む細胞群を分離する分離工程、 分離されたCD31陽性細胞を含む細胞群を継代培養する培養工程、 継代培養後の細胞群に対して、フローサイトメトリーを行ってCD31陽性細胞を含む細胞群を再分離することを1〜2回繰り返す、任意選択の再分離工程、 培養工程又は再分離工程後の細胞群に、Simian Virus40 large Tをコードする遺伝子、ヒトテロメア逆転写タンパク質をコードする遺伝子及び蛍光タンパク質をコードする遺伝子を発現可能に有するウイルスベクターを感染させる感染工程、及び 感染した細胞群を継代培養し、次いで前記蛍光タンパク質を発現しているCD31陽性細胞群をフローサイトメトリーにより分離する細胞選抜工程 を含む、不死化腫瘍血管内皮細胞株を樹立する方法。
IPC (2):
C12N 5/10 ,  C12Q 1/02
FI (2):
C12N5/10 ,  C12Q1/02
F-Term (17):
4B063QA18 ,  4B063QA20 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ52 ,  4B063QR06 ,  4B063QR08 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QR62 ,  4B063QS25 ,  4B063QS34 ,  4B063QX02 ,  4B065AA93X ,  4B065AB01 ,  4B065AC20 ,  4B065BA02 ,  4B065CA46

Return to Previous Page