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J-GLOBAL ID:202304000532151910  Research Project code:1150130

Assistance and evaluation for enhancing human relationships

個人に最適化された社会の実現「他者とのインタラクションを支えるサービスの創出」
Study period:2022 - 2024
Organization (1):
Management supervisor: ( , シニアフェロー )
Research overview:
本領域では、多様な個人の心身が満たされ、いきいきとした幸福な状態をウェルビーイングと定義し、これを実現する科学技術を生みだすこと、また、その成果を社会全体に広め、新しいサービスの創造につなげることに取り組みます。社会変容により、個人が他者と相互につながり、相互理解の中で支え合うことや、人と社会が互いに寄り添うことがますます重要となってきました。こうした社会的適応には、「社会情動的能力(※)」といった能力が密接に関係すると考えられています。このような能力は多様な個人が活躍していくために重要な能力として求められていますが、科学的根拠に基づいてこれらの能力を評価する手法や効果的に発達させる手法は確立されているとは言いがたい状況です。本重点公募テーマでは、多様な個人が、他者と相互につながり合うインタラクションを介して、より良い社会関係性を構築するような社会的適応を支援する技術(製品やサービス)や仕組みを開発することを目標とします。そのために、これまでの発達心理学や認知科学と、脳科学・生理学・情報工学等の統合により、社会情動的能力の成長と発達を促し、これにより、誰もがウェルビーイングを実感できる社会の実現を目指します。※ 社会情動的能力:「長期的目標の達成」「他者との協働」「感情を制御する能力」の3つの側面に関する思考、感情、行動のパターンであり、学習を通して発達し、個人の人生ひいては社会経済にも影響を与えるもの。
Research program:
Organization with control over the research:
Japan Science and Technology Agency
Branch Research Project (5):

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