抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
気象庁季節予報システムを用いた観測システム評価実験(OSE)により,TAO/TRITONブイ,及び,アルゴフロートによる観測データの季節予報の精度に対するインパクトを調査した。その結果,TAO/TRITONブイの同化には,NINO3,及び,NINO4海域の海面水温予測の精度(RMSE)を,6~8%改善させる効果があった。一方,アルゴフロートは,NINO3-4,及び,NINO4海域の1-13ケ月予報のRMSEを17%程度減少させていた。このような,ブイやフロートの同化による海面水温予測精度の改善は大気場の予測にも影響を与えており,特に,海面気圧や,熱帯,亜熱帯における200-850hPa層平均気温,200hPa面における収束・発散等を,改善する効果がみられた。(著者抄録)