文献
J-GLOBAL ID:201602276881298014   整理番号:16A0757160

ポリ(l-ラクチド)のモルフォロジーに及ぼす超臨界炭酸ガス処理の影響

Effects of supercritical carbon dioxide treatment on the morphology of poly(l-lactide)
著者 (6件):
資料名:
巻: 133  号: 39  ページ: ROMBUNNO.44006  発行年: 2016年10月15日 
JST資料番号: C0467A  ISSN: 0021-8995  CODEN: JAPNAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
l-ラクチドランダム共重合体の合成で,炭酸ガスが加水分解で生分解するために,超臨界炭酸ガス(scCO2)を用いて合成するときの放出制御剤として用いられている。scCO2法によるポリマの熱特性に及ぼす影響を測定するために,異なる物性を持った3種のポリ(l-ラクチド)を評価した。一つのポリ(l-ラクチド)試料(H-100)のTmは処理圧力が8から18MPaで約170°Cになるが,二番目の試料(H-440)は役152°Cを保つことが分かった。対照的に,ポリ(l-ラクチド)REVODEは処理前の146°CのTmが,8MPaの処理で147°Cを示すことが分かった。H-100及びH-440と異なり,REVODEのTmは圧力を増すと低下する傾向があることが分かった。Tg値は圧力8MPa及び温度40°Cの緩やかな条件で大幅に増大することが分かった。特に,H-440及びREVODEのTmはそれぞれ4°C及び5°Cの上昇がみられた。全てのTg値が処理圧力を増すと低下し,12MPaで最低となることが分かった。一方,処理温度の影響は少ないことが分かった。H-100のΧc DSC は初期が18%であったものが,scCO240°C及び14MPaで処理すると20%に上昇し,より高い温度で更に上昇することが分かった。H-440の処理温度及びΧc DSC 値の関係はH-100では同様の傾向であったが,REVODEでは異なることが分かった。XRDから得られたΧc XRD値はDSC分析から得られた値と異なり,scCO2処理のあり及びなしで,処理温度が80°Cの時に結晶度が最高になることが分かった。ATR FT-IR分析で,低温の時でも,scCO2によるポリ(l-ラクチド)試料の半結晶のピークが出現することが分かった。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子の立体構造  ,  高分子固体の構造と形態学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る