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J-GLOBAL ID:201702216088267746   整理番号:17A0748232

カッサバ澱粉ベースフィルムの物理的,熱的,機械的,および構造的性質に及ぼす各種可塑剤と濃度の影響【Powered by NICT】

Effect of various plasticizers and concentration on the physical, thermal, mechanical, and structural properties of cassava-starch-based films
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巻: 69  号: 1-2  ページ: ROMBUNNO.201500366  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0130A  ISSN: 0038-9056  CODEN: STARDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,カッサバ澱粉ベースフィルムの物理的,熱的および機械的特性に及ぼす種々の濃度の可塑剤の影響(フルクトース,尿素,トリエチレングリコール,およびトリエタノールアミン)を検討した。膜試料は鋳造法を用いて調製した。膜の水分含有量,水溶解度,水吸収は可塑剤含有量の増加と共に増加した。フルクトース可塑化フィルムは他の可塑剤に比べて優れた耐水性を示した。30%フルクトースで可塑化したフィルムは最高の密度(1.74 g/cm~3)が,最低含水量(10.96%)と水吸収(110%)を示した。フルクトースを含む膜は細孔の無い滑らかな表面を示した。可塑化膜のガラス転移温度も増加した可塑剤含有量と共に減少し,可塑剤の種類に無関係であった。相対結晶度は可塑剤含有量の増加と共に減少した。30%フルクトースにより可塑化された膜は高い相対結晶化度(0.31)を示した。可塑剤濃度の増加は引張強さの減少をもたらしたが,膜試料の破断伸びを増加させた。30%フルクトースで可塑化したフィルムは最高の引張強さ(4.7 MPa)と引張弾性率(69 MPa)を示した。したがって,果糖が,本研究で用いた種々の可塑剤の中で最も効率的な可塑剤であった。可塑剤の含有量が高いので,膜の性質の変化をもたらした。全体的に見て,可塑剤の種類と濃度は,カッサバ澱粉ベースフィルムの性質に有意に影響すると結論した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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澱粉 
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