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J-GLOBAL ID:201702231378561852   整理番号:17A0641340

『全固体二次電池』に求められる固体電解質の導電率,耐久性向上 プラスチッククリスタルを用いたフレキシブル固体電解質の作製とその特性

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資料名:
巻: 16  号: 11  ページ: 25-29  発行年: 2017年02月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,プラスティッククリスタル(PC;柔粘性結晶)とその応用としての固体電解質の作製と特性を述べた。PCは分子長軸方向に規則的に整列した三次元結晶格子から成り配向的,回転的無秩序さを示し,その一つ有機イオン性PCは分子構造の多様性に富み新たな用途,物性が期待される。1986年に初めてリチウムイオン伝導体の有機イオン性PCが公表された。代表的PCカチオンにテトラアルキルアンモニウムやピロリジニウム,代表的アニオンにテトラフルオロホウ酸,ヘキサフルオロリン酸,ジシアナミド,ビス(フルオロスルホニル)アミド(FSA),ビス(トリフルオロメチルスルホニル)アミド(TFSA)がある。PC相を示す1,4-ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン(dabco)に着目し,[C2dabco]TFSAを合成した。また,高融点系N-エチル-N-メチルピロリジニウムビス(フルオロスルホニル)アミド[C2mpyr]FSAも合成した。固体高分子燃料電池向けのプロトン伝導性PCとして1-ブチル-3-メチルイミダゾリウムをリン酸二水素(DHP)アニオンと組合せた[C4mim]DHPを合成した。
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分類 (4件):
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燃料電池  ,  固体中の拡散一般  ,  複素環式化合物の結晶構造  ,  分子構造と性質の実験的研究 
物質索引 (4件):
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