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J-GLOBAL ID:201702235141316203   整理番号:17A0151342

地中油脂豊富貯蔵栄養組織における油脂生合成:Cyperus esculentus塊茎と油糧種子および果実との比較

Oil Biosynthesis in Underground Oil-Rich Storage Vegetative Tissue: Comparison of Cyperus esculentus Tuber with Oil Seeds and Fruits
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巻: 57  号: 12  ページ: 2519-2540  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: W1897A  ISSN: 0032-0781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Cyperus esculentusが塊茎に豊富な油脂を蓄える基本的な機構を調査した。ピルビン酸の生産から塊茎におけるトリアシルグリセロール蓄積(TAG)までの経路を分析して,種特異的脂質発現パターンを明らかにした。殆どの脂質関連遺伝子はC.esculentus塊茎でも検出され,塊茎中のプラスチドFA合成およびTAG合成に関与するほとんどの酵素は油脂豊富な種子および果実と類似の転写制御パターンを示した。アセチルCoAシンテターゼは,色素体脂肪酸生合成のためのアセチル-CoA生成の重要な一因である。ステアロイル-ACPデサチュラーゼの発現パターンは,高いオレイン酸構成と関係した。小胞体(ER)関連アシルCoAシンテターゼが塊茎プラスチドとERの間の脂肪酸の核外輸送において重要な役割を果たす。塊茎ERホスファチジン酸ホスファターゼの中でリン脂質ホスファターゼ(LPP)-δが最も高発現した。またジアシルグリセロールトランスアシラーゼ1および2(DGAT1および2)は,塊根の生合成に重要な役割を果たしている。これらの結果は,根茎におけるTAG貯蔵遺伝子の高発現とTAG分解遺伝子の低転写が,高油脂含有量と関連することを示す。塊茎中では,WRINKLED1(WRI1)様転写因子の発現は不十分で,単一のオルソログしか同定されなかった。
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  食用油脂,マーガリン 
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