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J-GLOBAL ID:201702247642087401   整理番号:17A0091187

動的水蒸気吸収及びLF-NMRによりモニターした卵白ペプチドAsp-His-Thr-Lys-Glu粉末中の水の動力学

Water Dynamics in Egg White Peptide, Asp-His-Thr-Lys-Glu, Powder Monitored by Dynamic Vapor Sorption and LF-NMR
著者 (7件):
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巻: 64  号: 10  ページ: 2153-2161  発行年: 2016年03月16日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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卵白オバルブミン由来のペプチドAsp-His-Thr-Lys-Glu(DHTKE)について,相対湿度(RH)10~90%に於ける水吸着動力学を調べた。平衡水分含量(EMC)はRHに従うが,50%以下ではEMCに早く達した。吸着過程は平行指数関数速度論モデルに従った。RHが10~60%では吸着水分含量は0~6.4%で,70%では急速に増加する事からRHは60%未満に管理すべきであった。低RHでは水の平衡は早く,DHTKEの極性基に水和した。LF-NMRによるH2O/D2O添加によるT2緩和時間のパラメーターは,25及び75%RHでT2b,T21,T22及びT23の4ピークに分かれた。T2bとT21画分のシグナルはほぼ等しく,関連性があった。時間と共に25%RHでT21画分がT2b画分と分離し,T21とT22が接近した。75%RHではT2bシグナルは最初有意に増加し,T21,T22及びT23画分は徐々に長時間側にシフトし,T23画分は徐々に減少し,可動性の水として消失した。T21は交換可能なプロトンのみを含み,T22は不交換性のプロトンを含んだ。DHTKEに吸着した水はペプチドの微細構造及び表面を変化する事が分かった。本法はペプチドの品質確保の促進に応用可能と考えられた。
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  流体力学一般 
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