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J-GLOBAL ID:201702262120928893   整理番号:17A0093903

液体培養中でシイタケ(Lentinus edodes)の菌糸体によりバイオ処理したニレ樹木(Ulmus parvifolia)樹皮: アレルギー性喘息マウスに対する保護の組成と機構

Elm Tree (Ulmus parvifolia) Bark Bioprocessed with Mycelia of Shiitake (Lentinus edodes) Mushrooms in Liquid Culture: Composition and Mechanism of Protection against Allergic Asthma in Mice
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 773-784  発行年: 2016年02月03日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本稿では,鶏卵オボアルブミン(洗浄液)感受性/誘導マウスにおけるアレルギー性喘息に対するシイタケ液体菌糸体培養中でバイオ処理したUlmus parvifolia(ニレ)樹皮抽出物(BPUBE)の効果を調べた。BPUBEは細胞毒性なしに用量依存的にU266B1細胞からの全IgE放出を抑制した。また,BPUBEはアレルイギー性喘息からの血清へのOVA特異的IgE分泌物放出を阻害し,これはTh1/Th2により示されるように,Th1/Th2バランス状態に対するTh2バイアス免疫反応の回復と血清またはBALF中のBPUBEにより引き起こされた調節性T細胞(Treg)サイトカインプロフィールの変化によるものであった。BALFと肺中の炎症細胞計数は組織学的にOVA感受性/誘導により誘導された白血球増加症と好酸球増加症がBPUBEの経口投与により阻害されたことを示した。これらの結果により,NPUBE(バイオ処理無しのUlmus parvifolia抽出物)処理と比較してBPUBE処理が,OVA感受性/誘導マウスの喘息関連マーカーレベルを改善し,気管支喘息治療性の増強に関与するきのこ類菌糸体による新しい生理活性化合物の生成を示した。これは,きのこ類が植物複合材料を小さくし,より可消化な生理活性化合物にブレークダウンしたことを示した。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  植物の生化学  ,  細胞生理一般  ,  細胞・組織培養法 

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