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J-GLOBAL ID:201702269746567940   整理番号:17A0700766

カゼイン加水分解物はNLRP3インフラマソーム媒介性炎症を減弱するとインシュリンシグナリングを改善することによってマウスの高脂肪食誘発性高血糖から保護する【Powered by NICT】

A casein hydrolysate protects mice against high fat diet induced hyperglycemia by attenuating NLRP3 inflammasome-mediated inflammation and improving insulin signaling
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巻: 60  号: 11  ページ: 2421-2432  発行年: 2016年 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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nod様受容体蛋白質3(NLRP3)インフラマソームの活性化はIL-1β放出に必要であり,肥満誘発性炎症およびインスリン抵抗性の重要な成分である。本研究は,カゼイン加水分解物(CH)の添加は,脂肪組織(AT)におけるNLRP3インフラマソーム媒介IL-1β分泌を減衰させ,肥満誘導インシュリン抵抗性を改善すると仮定した。【方法】と結果:J774.2マクロファージはNLRP3インフラマソーム活性を評価するために,LPSプライム(10 ng/mL)とアデノシン三リン酸(5 mM)を誘導した。CH(1 mg/mL; 48 h)による前処理は,カスパーゼ-1活性を低下させ,in vitroでJ774.2マクロファージからのIL-1β分泌を減少させた。CH前処理したJ774.2マクロファージからのならし培地で培養した3T3-L1脂肪細胞は,リン酸化(p)AKT発現増加とインスリン感受性の改善を示した。C57BL/6JOLaHsdマウスは水中に再懸濁された12週間±CHの食または高脂肪食(HFD)を与えた(0.5% w/v)。CH補給はグルコース負荷試験により決定したHFD給餌マウスにおけるグルコース耐性を改善した。CH補給はHFD後AT,肝臓,および筋肉におけるインシュリン刺激pAKT蛋白質レベルを増加させた。サイトカイン分泌はex vivo培養したAT及び単離した骨髄マクロファージから測定した。CH補給はex vivoでアデノシン三りん酸刺激後の骨髄マクロファージからのATおよびIL-1β,IL-18とTNF-αからのIL-1β,腫瘍壊死因子α(TNF α)とIL-6分泌を抑制した。【結論】はこの新しいCHは減弱したIL-1β分泌と改善されたインシュリンシグナル伝達と一致肥満誘発性高血糖に対するマウスを部分的に保護する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の化学・栄養価  ,  免疫反応一般 

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