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J-GLOBAL ID:201702291598536220   整理番号:17A0318766

アルギン酸塩系ヒドロゲルビーズ中のβ-カロチンのカプセル化:物理化学的安定性とバイオアクセシビリティに及ぼす影響【Powered by NICT】

Encapsulation of β-carotene in alginate-based hydrogel beads: Impact on physicochemical stability and bioaccessibility
著者 (4件):
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巻: 61  ページ: 1-10  発行年: 2016年 
JST資料番号: E0877B  ISSN: 0268-005X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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デリバリーシステムは,食品におけるカロチノイドを保護する必要はほとんどなかったが,胃腸管(GIT)内の適切な位置でそれらを放出する。本研究では,β-カロチンは三つの異なるデリバリーシステム:遊離脂質液滴に取り込んだ。充填ヒドロゲルビーズ0.5%アルギン酸塩(「0.5%ビーズ」)を用いて形成した,充填したヒドロゲルビーズは,1%アルギン酸塩(「1%ビーズ」)を用いて形成した。ヒドロゲルビーズは押出装置(カプセル化)を用いたカルシウムイオン溶液にアルギン酸塩溶液を注入することにより作製した。光散乱と共焦点顕微鏡測定は0.5%ビーズは1%ビーズ(660 μm)よりはるかに小さい直径(285 μm)を持つことを示した。高温で保存した場合,遊離脂質液滴(ナノエマルション)にカプセル封じしたβ-カロチンは化学分解に高度に不安定であった。逆に,ヒドロゲルビーズへのβカロチン負荷脂質液滴の導入はその化学的安定性を大きく改善した。模擬GIT研究は脂質消化の速度と程度は次の順で減少することを示した:遊離脂質液滴>0.5%ビーズ>1%ビーズ。カプセル化されたβ-カロチンはヒドロゲルビーズよりも遊離脂質液滴中のより高いバイオアクセシビリティを示したが,GITのその化学的安定性は0.5%ビーズ,ヒドロゲル細孔径の違いに起因していたよりもヒドロゲルビーズに,1%ビーズ分解に対する良好な保護を与えた高かった。全体として,著者らの結果は,機能性食品における利用のためのニュートラシューティカルデリバリーシステムの合理的設計と開発のための貴重な情報を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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食品の品質  ,  食品製造・加工・保蔵法一般 
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