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J-GLOBAL ID:201102241964467525   整理番号:11A1142883

コカインで誘導される応答における黒質網様部のエフリンA5-EphA4/EphA5システムの経路特異的な関与

Pathway-specific engagement of ephrinA5-EphA4/EphA5 system of the substantia nigra pars reticulata in cocaine-induced responses
著者 (8件):
資料名:
巻: 108  号: 24  ページ: 9981-9986  発行年: 2011年06月14日 
JST資料番号: D0387A  ISSN: 0027-8424  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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コカインに順応する行動的応答では側坐核(NAc)が直接経路と間接経路で黒質網様部(SNr)に情報を送り,両経路からの刺激が急性応答に必要であり,コカイン反復投与での順応応答の調節では直接経路の寄与の方が大きいことをすでに示した。そこで,本研究では,経路特異的な機構を解析することにした。ゲノムワイドにSNrでの発現プロフィールによれば,マウスで直接経路を可逆的神経伝達遮断(RNB)すると,コカインの急性応答と順応性応答の両方でエフリンA5,EphA4,EphA5が増加した。免疫アドヘシンにより野生型マウスのSNrでEphA4とEphA5を活性化すると,コカイン反復投与での順応的応答が抑制された。エフリンA5を発現するSNr細胞でコカインが直接経路に依存してErk1/2を活性化した。したがって,エフリンA5-EphA4/EphA5システムが直接経路に依存したSNrの制御で重要な役割をしているので,コカイン嗜癖の治療標的になる可能性が示唆された。
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  たんでき性鎮痛薬・麻薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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