特許
J-GLOBAL ID:201103091469244988

近似同期CDMA通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-270034
公開番号(公開出願番号):特開2011-114657
出願日: 2009年11月27日
公開日(公表日): 2011年06月09日
要約:
【課題】零相関領域の長さを拡張し、また、マルチパスによる影響を除去できるような近似同期CDMA通信方式を提供する。【解決手段】送信データの各情報ビットに拡散処理を施すための送信符号を備え、その拡散処理に基づいて生成された送信系列により搬送波を変調して送信する送信部と、受信信号の検波出力に対して、受信符号による相関処理を行って復調する受信部とを有し、受信符号および送信符号はZCZ符号である。送信部は、送信符号の各要素に続いてK-1個の0を挿入した拡大送信符号とし、送信データの各情報ビットに拡大送信符号による拡散処理を施し、K個の情報ビットに対応する系列を1チップずつシフトして加算し送信系列とする。受信部は、受信符号の各要素に続いてK-1個の0を挿入して拡大受信符号とし、受信信号を1チップずつシフトして拡大受信符号による逆拡散処理を行い、受信信号に含まれる各情報ビットを全て復調する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
送信データの各情報ビットに拡散処理を施すための送信符号{bj,cj}を備え、その拡散処理に基づいて生成された送信系列により搬送波を変調して送信する送信部(1)と、 受信信号の検波出力に対して、受信符号ajによる相関処理を行って復調する受信部(2)とを有し、 前記受信符号および前記送信符号{aj,bj,cj}は、同一添字の符号同士の相関関数が同期点において正または負のピーク値となるとともに同期点の近傍の零相関領域における同期点以外では0値となり、異なる添字の符号同士の相関関数は同期点を含む零相関領域で0値となるZCZ符号である近似同期CDMA通信方式あって、 前記送信部(1)は、送信符号{bj,cj}の各要素に続いてK-1個の0を挿入して、長さがK倍の拡大送信符号{zbj,zcj}とし、送信データの各情報ビットに拡大送信符号{zbj,zcj}による拡散処理を施し、K個の情報ビットに対応する拡散処理後の信号を1チップずつシフトして互いに加算して、加算後の信号を送信系列とするものであり、 前記受信部(2)は、受信符号ajの各要素に続いてK-1個の0を挿入して、長さがK倍の拡大受信符号zajとし、受信信号を1チップずつシフトして前記拡大受信符号zajによる逆拡散処理を行うことにより、受信信号に含まれる各情報ビットを全て復調するものである近似同期CDMA通信方式。
IPC (1件):
H04B 1/707
FI (1件):
H04J13/00 D
Fターム (4件):
5K022EE02 ,  5K022EE14 ,  5K022EE21 ,  5K022EE36
引用特許:
審査官引用 (6件)
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引用文献:
審査官引用 (7件)
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