特許
J-GLOBAL ID:200903042302053707

近似同期CDMA通信方式

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-189632
公開番号(公開出願番号):特開2007-049688
出願日: 2006年07月10日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】ZCZ符号を使用して、低コストで高効率の多元接続を実施することができ、他局間干渉を除去して伝送効率を向上させるようにした近似同期CDMA通信方式を提供する。【解決手段】送信データに2値系列の拡散符号による拡散処理を施した送信系列により搬送波を変調して送信する送信部1と、受信信号の検波出力に対して、2相系列の逆拡散符号による相関処理を行って復調する受信部2とを有し、拡散符号および逆拡散符号は、互いに対をなす符号同士の相関関数が同期点において正または負のピーク値となるとともに同期点近傍の零相関領域では0となり、対をなさない符号同士の相関関数は同期点を含む零相関領域で0となるZCZ符号であり、拡散符号は、先頭部分および末尾部分に所定長さのガードチップが付加されたものである。複数の送信部からの情報フレームの先頭チップを同期点シフトの許容範囲内で受信すれば他局間干渉が除去できる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
送信データの各情報ビットに数値1,0の並びからなる2値系列の拡散符号による拡散処理を施した送信系列により搬送波を変調して送信する送信部(1)と、 受信信号の検波出力に対して、数値1,-1からなる2相系列の逆拡散符号による相関処理を行って復調する受信部(2)とを有し、 前記拡散符号および前記逆拡散符号は、互いに対をなす符号同士の相関関数が同期点において正または負のピーク値となるとともに同期点の近傍の零相関領域における同期点以外では0値となり、対をなさない符号同士の相関関数は同期点を含む零相関領域で0値となるZCZ符号であり、 前記拡散符号は、先頭部分および末尾部分に所定長さのガードチップが付加されたものであり、 複数の前記送信部(1)からの情報フレームの先頭チップが零相関領域に相当する同期点シフトの許容範囲内に前記受信部(2)に到達すれば他局間干渉が除去できるものである近似同期CDMA通信方式。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04J13/00 D ,  H04B7/26 N
Fターム (5件):
5K022EE02 ,  5K022EE36 ,  5K067AA13 ,  5K067CC10 ,  5K067DD25
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (4件)
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