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J-GLOBAL ID：201502255918287253   整理番号：15A0454048

ヒストンH2A/H2B二量体の無秩序テール領域特性化のための質量分析アプローチ

Mass Spectrometric Approach for Characterizing the Disordered Tail Regions of the Histone H2A/H2B Dimer

著者 (7件)： SAIKUSA Kazumi (Yokohama City Univ., Kanagawa, JPN) ,  NAGADOI Aritaka (Yokohama City Univ., Kanagawa, JPN) ,  HARA Kana (Yokohama City Univ., Kanagawa, JPN) ,  FUCHIGAMI Sotaro (Yokohama City Univ., Kanagawa, JPN) ,  KURUMIZAKA Hitoshi (Waseda Univ., Tokyo, JPN) ,  NISHIMURA Yoshifumi (Yokohama City Univ., Kanagawa, JPN) ,  AKASHI Satoko (Yokohama City Univ., Kanagawa, JPN)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 87  号： 4  ページ： 2220-2227  発行年： 2015年02月17日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヌクレオソームコア粒子(NCPs)は真核細胞の核のDNA貯蔵のための最小構造単位であり,約146bpのDNAにより覆われたヒストンオクタマーからなる。本論文で,質量分析を用いヒストンH2A/H2B二量体の無秩序テール領域の役割を検討した。第1に高度アセチル化野生型ヒストンH2A/H2B二量体を調製し,二量体構造に対するテール領域の電荷効果を評価するためエレクトロスプレイイオン化(ESI)IM-MSにより解析した。また両N末端の欠損した変異体,片方のN末端欠損変異体などを構築し,比較検討した。溶液および気相でのH2A/H2B二量体のテールの長さと立体構造の間の関係の特性を明らかにし,無秩序テール領域は二量体のコア領域の立体構造安定化に寄与していることを示唆した。

シソーラス用語： *質量分析 ,  *ヒストン ,  二量体 ,  配座転移 ,  エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  状態 ,  電荷 ,  突然変異体 ,  アセチル化 ,  MALDI-TOF MS ,  飛行時間法 ,  ヒストンH2A ,  ヒストンH2B ,  荷電状態
準シソーラス用語： ESI-MS ,  構造安定化 ,  立体配座変化

分類 (2件)： 質量分析  (CC03013N) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒストンH2A ,  二量体 ,  無秩序 ,  テール ,  特性化 ,  質量分析