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J-GLOBAL ID：201502275678208700   整理番号：15A0195924

超高圧下における酸化マグネシウムの屈折率計測

Refractive Index Measurement of Magnesium Oxide Under Ultra High-Pressure

著者 (13件)： 宮西宏併 (大阪大 大学院工学研究科) ,  尾崎典雅 (大阪大 大学院工学研究科) ,  尾崎典雅 (大阪大 光科セ) ,  丹下慶範 (愛媛大 地球深部ダイナミクス研究セ) ,  丹下慶範 (東京工大 地球生命研) ,  丹下慶範 (高輝度光科学研究セ) ,  木村友亮 (愛媛大 地球深部ダイナミクス研究セ) ,  坂和洋一 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  佐野孝好 (大阪大 レーザーエネルギー学研究セ) ,  土屋卓久 (愛媛大 地球深部ダイナミクス研究セ) ,  土屋卓久 (東京工大 地球生命研) ,  兒玉了祐 (大阪大 大学院工学研究科) ,  兒玉了祐 (大阪大 光科セ)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 43  号： 1  ページ： 41-45  発行年： 2015年01月15日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高圧実験手法により,極端な環境でも物質の挙動を調べることができる。構造相転移,屈折率,状態などを光学計測法で調べる場合,光学窓の屈折率変化などが問題となる。新しい光学窓の材料として酸化マグネシウム(MgO)に注目した。レーザー衝撃圧縮法を用いてMgOを400GPaまで圧縮し,その特性を調べた。粒子速度と衝撃波速度との関係,532nmのレーザを用いた速度干渉計で観測した粒子速度,実際の粒子速度および屈折率の密度依存性などを決定した。強い衝撃圧力下で誘電体の屈折率を示した。MgOが高圧力でも透明性を保つことを示した。また,光学窓の材料としての有効性を示した。

シソーラス用語： *酸化マグネシウム ,  密度依存性 ,  構造相転移 ,  状態方程式 ,  高圧試験 ,  粒子速度 ,  爆縮 ,  *屈折分析 ,  *超高圧 ,  *レーザ照射 ,  屈折率 ,  光学窓 ,  透明度
準シソーラス用語： *屈折率測定 ,  高圧実験 ,  衝撃圧縮

分類 (2件)： 屈折及び反射の測定と装置  (BD07060V) ,  光物性一般  (BM08010A)

引用文献 (33件)：

• T. Sakai, E. Ohtani, N. Hirao, and Y. Ohishi: J. Appl. Phys. 109 (2011) 084912.
• T. Sano, N. Ozaki, T. Sakaiya, K. Shigemori, M. Ikoma, T. Kimura, K. Miyanishi, T. Endo, A. Shiroshita, H. Takahashi, et al.: Phys. Rev. B83 (2011) 054117.
• F. Coppari, R. F. Smith, J. H. Eggert, J. Wang, J. R. Rygg, A. Lazicki, J. A. Hawreliak, G. W. Collins, and T. S. Duffy: Nature Geosci. 6 (2013) 926.
• M. Murakami, Y. Ohishi, N. Hirao, and K. Hirose: Nature 485 (2012) 90.
• A. Dewaele, J. H. Eggert, P. Loubeyre, and R. Le Toullec: Phys. Rev. B67 (2003) 094112.

タイトルに関連する用語 (4件)： 超高圧 ,  酸化マグネシウム ,  屈折率 ,  計測