特許
J-GLOBAL ID:200903095473990543

音源分離定位方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 充
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-331185
公開番号(公開出願番号):特開2008-145610
出願日: 2006年12月07日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
【課題】残響や背景雑音が存在し、観測される特徴量が明確にクラスタリングできず、重なり合うような場合に対しても、音源定位/音源分離性能を向上させることができる音源分離定位方法を提供する。【解決手段】ブラインド音源分離(BSS)の問題に対し、EMアルゴリズムを適用した新しいアルゴリズムを提案する。具体的には、音源信号のスパース性に基づき、各時間周波数成分に寄与する音源は1個であるという観測モデルの下、各時間周波数成分に寄与している音源のインデックスを隠れ変数とみなし、最大尤度を与える音源方向と、各時間周波数成分への各音源の寄与率をEMアルゴリズムによって推定する。その結果、残響時間が多い場でも音源の分離定位を行うことが可能となった。【選択図】図1
請求項(抜粋):
複数チャネルの観測信号に基づき、複数の音源からの信号を分離する音源分離定位方法において、 前記複数チャネルの観測信号のそれぞれを、時間周波数領域の信号に変換するステップと、 音源定位の初期値を決定する初期音源定位ステップと、 前記音源定位に基づき、前記時間周波数領域上において、各音源の信号を分離する音源分離ステップと、 前記分離結果に基づき、前記時間周波数領域上で各成分が属する音源の尤度を求め、この尤度の期待値である補助関数を最大値にする音源定位を求めて、音源の定位を確率的に行う繰り返し音源定位ステップと、 前記音源分離ステップと、前記繰り返し音源定位ステップと、を繰り返し実行する繰り返しステップと、 を含むことを特徴とする音源分離定位方法。
IPC (2件):
G10L 21/02 ,  G10L 15/28
FI (3件):
G10L21/02 201B ,  G10L15/28 400 ,  G10L21/02 201Z
Fターム (1件):
5D015DD02
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (2件)

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