抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光学材料における光ロスの原因となる散乱を低減するため,筆者らの開発した近接場光エッチングによる,新しい表面平坦化技術について解説した。基板表面の局所的な凸部に近接場光が発生すると,フォノン援用過程でエネルギー上方変換された光(短波長の光)によって,エッチングガス分子が分解し,ラジカルが発生する。これが基板材料と反応し,凸部のみがエッチングされ,基盤が平坦化される。この方法により,従来の機械化学研磨では到達不可能な超平坦面が得られる。その結果,光の利用効率が向上し,ディスプレイや照明の省エネルギー化が可能となる。