特許
J-GLOBAL ID:201403008035017131

日本語歌詞からの多重唱の自動作曲方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲葉 滋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-042453
公開番号(公開出願番号):特開2014-170146
出願日: 2013年03月05日
公開日(公表日): 2014年09月18日
要約:
【課題】歌詞の韻律に基づいて多重唱を自動作曲する。【解決手段】入力された日本語歌詞からテキストの読みと韻律を決定するステップと、和音進行を決定するステップと、旋律のリズムを決定するステップと、所定の作曲条件にしたがって旋律を生成する旋律生成ステップと、を備える。前記旋律生成ステップは、旋律の生起確率を隣接する音高間の遷移確率の積で近似すると共に、隣接する音高間の遷移確率を作曲条件ごとの確率の組み合わせで近似し、旋律を、リズム決定部によって決定されたリズムと音高からなる格子点上の経路と捉え、動的計画法により尤度最大経路を決定する。前記旋律生成ステップは、各声部の旋律間の音楽理論に基づく制約を規定する確率を用いて、選択されたある声部の旋律の生起確率を、他の声部の少なくも1つの声部の旋律を条件とする条件付き確率として決定する。【選択図】図10A
請求項(抜粋):
日本語歌詞から多重唱を自動作曲ないし編曲する装置であって、 入力された日本語歌詞の読みと韻律を決定する歌詞解析部と、 和音進行決定部と、 旋律のリズムを決定するリズム決定部と、 所定の作曲条件にしたがって旋律を生成する旋律生成部と、 を備え、 前記旋律生成部は、旋律の生起確率を隣接する音高間の遷移確率の積で近似すると共に、隣接する音高間の遷移確率を作曲条件ごとの確率の組み合わせで近似し、旋律を、前記リズム決定部によって決定されたリズムと音高からなる格子点上の経路と捉え、動的計画法により尤度最大経路を決定するものであり、 前記作曲条件ごとの確率には、音高の出現確率として、音域を規定する確率、和声と音階の関係を規定する確率が含まれ、隣接する音高間の遷移確率として、跳躍を規定する確率、歌詞の韻律との関係を規定する確率が含まれ、 前記旋律生成部は、さらに、各声部の旋律間の音楽理論に基づく制約を規定する確率を用いて、選択されたある声部の旋律の生起確率を、他の声部の少なくも1つの声部の旋律を条件とする条件付き確率として決定する、装置。
IPC (2件):
G10G 1/04 ,  G10H 1/00
FI (2件):
G10G1/04 ,  G10H1/00 102Z
Fターム (2件):
5D182AD05 ,  5D378PP00
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
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