特許

J-GLOBAL ID：201703018643023908

カーボンナノチューブ付部材、その製造方法、およびその製造装置

発明者： 太田 アウン ,  大島 久純 ,  野田 優 ,  吉原 悠
出願人/特許権者： 株式会社デンソー ,  学校法人早稲田大学
代理人 (3件)： 矢作 和行 ,  野々部 泰平 ,  久保 貴則
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2016-035991
公開番号（公開出願番号）：特開2017-149627
出願日： 2016年02月26日
公開日（公表日）： 2017年08月31日
要約：

【課題】長いCNT配向膜をもつ部材、その製造方法、および製造装置を提供する。【解決手段】カーボンナノチューブ付部材1は、アルミニウムを主成分とする基材11と、配向方向ORDに沿って配向されたCNT配向膜31とを有する。CNT配向膜31を形成するカーボンナノチューブ/CNTは、200μm以上の長さをもつ。CNTは、アセチレン、水素、およびアルゴンの混合ガスを原料として合成される。さらに、触媒の活性を維持するために、二酸化炭素が添加される。アセチレン:二酸化炭素の比は、1:10から1:300に調整される。CNT配向膜31は、部分的に形成される。CNT配向膜31の形成範囲は、粗面、または炭素含有物によって、CNTの合成および/または配向された成長を阻害することによって設定される。【選択図】図7

請求項（抜粋）：

アルミニウムを主成分とする基材(11)と、 長さ200μm以上の複数のカーボンナノチューブが所定の配向方向に沿って配向されており、前記基材の表面に配置されたCNT配向膜(31、931)とを備えるカーボンナノチューブ付部材。

IPC (5件)：

C01B 32/152 ,  C01B 32/158 ,  B01J 23/745 ,  B82Y 30/00 ,  B82Y 40/00

FI (4件)：

C01B31/02 101F ,  B01J23/745 M ,  B82Y30/00 ,  B82Y40/00

Fターム (42件)：

4G146AA11 ,  4G146AB07 ,  4G146AD05 ,  4G146AD20 ,  4G146BA09 ,  4G146BA12 ,  4G146BA40 ,  4G146BA48 ,  4G146BB23 ,  4G146BC01 ,  4G146BC03 ,  4G146BC09 ,  4G146BC23 ,  4G146BC25 ,  4G146BC26 ,  4G146BC33B ,  4G146BC37B ,  4G146BC42 ,  4G146BC43 ,  4G146BC44 ,  4G146BC46 ,  4G146CB02 ,  4G146CB31 ,  4G146CB35 ,  4G146DA03 ,  4G146DA40 ,  4G169AA03 ,  4G169BA17 ,  4G169BA21C ,  4G169BB02B ,  4G169BC16B ,  4G169BC66B ,  4G169BE37C ,  4G169CB81 ,  4G169DA05 ,  4G169EA08 ,  4G169EB05 ,  4G169EB15Y ,  4G169FA05 ,  4G169FB02 ,  4G169FB30 ,  4G169FB44

引用特許：

出願人引用 (6件)

• 炭素膜の製造方法および炭素膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2006-037881   出願人：ソナック株式会社
• カーボンナノチューブの配向方法及び配向したカーボンナノチューブ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-311786   出願人：トヨタ自動車株式会社
• 接着用シート、及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2008-197441   出願人：株式会社デンソー
• カーボンナノチューブシート構造体およびその製造方法、半導体装置
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2009-205652   出願人：富士通株式会社
• 単層カーボンナノチューブ配向集合体、バルク状単層カーボンナノチューブ配向集合体、粉体状単層カーボンナノチューブ配向集合体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-239184   出願人：独立行政法人産業技術総合研究所
• カーボンナノチューブ製造装置及びカーボンナノチューブの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2007-152885   出願人：株式会社デンソー