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J-GLOBAL ID:201602260832061181   整理番号:16A0920713

変分ベイズ多チャネルロバストNMFに基づくマイクロホンの移動・被覆を許容する音声強調

著者 (9件):
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巻: 116  号: 189(SP2016 27-40)  ページ: 47-52  発行年: 2016年08月17日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,マイクロホンの移動・被覆を許容する多チャネル音声強調法について述べる。瓦礫に埋もれた被災者を捜索するために,細長い形状が特徴の柔軟索状レスキューロボットが開発されている。視界が制限される瓦礫環境下では被災者の声を手がかりにした捜索が重要であるが,本ロボットでは自身の非定常な走行雑音によって音声が聞き取りづらくなる問題があった。さらに本ロボットでは,1)駆動に伴ってマイクロホンアレイの配置が動的に変化するため(移動問題),2)一部のマイクロホンが障害物に遮蔽され音声を十分大きく収録できなくなるため(遮蔽問題),従来のブラインド音源分離法の使用が困難であった。本研究では,マイクロホンアレイの配置に強く依存する位相情報を用いず振幅スペクトログラム領域での音声強調を行う。さらに,各マイクロホンでの目的音声の音量を同時推定し,遮蔽問題に対処する。これらの機能は,入力音響信号である多チャネル振幅スペクトログラムを低ランク成分(雑音)とスパース成分(目的音声)に分離することで,事前情報を用いずに行われる。8チャネル・マイクロホンアレイを搭載する3mの柔軟索状レスキューロボットを用いた評価実験で,信号対雑音比が従来のブラインド音源分離法に比べて2.7dB向上することを確認した。(著者抄録)
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ロボットの運動・制御  ,  音響信号処理  ,  音声処理 

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