抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ハモグリミドリヒメコバチ成虫の寄主選択において,幼虫が育った寄主および産卵経験の影響の有無を明らかにするため,3種ハモグリバエ(ナモグリバエ,トマトハモグリバエおよびマメハモグリバエ)で育てた産卵未経験のメス成虫を用いて寄主選択(針刺行動)の実験を行った。次に,異なる寄主に産卵経験をさせたメス成虫を用いて寄主選択試験を行った。その結果,マメハモグリバエで育てた産卵未経験のメス蜂およびマメハモグリバエで育てた後にトマトハモグリバエに産卵経験させたメス蜂の場合,マメハモグリバエよりもトマトハモグリバエを有意に選択したが,ナモグリバエおよびトマトハモグリバエで育てたメス蜂では寄主選択において育った寄主および産卵経験の影響は認められなかった。(著者抄録)