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J-GLOBAL ID：200902275641016056   整理番号：08A1182524

クォーラムシステムにおける消費電力の最適化手法

A Power Optimization Method for Quorum Systems

著者 (6件)： 石川宗寿 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  長谷部浩二 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  杉木章義 (JST-CREST) ,  品川高廣 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  加藤和彦 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  加藤和彦 (JST-CREST)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 248(DC2008 22-27)  ページ： 17-22  発行年： 2008年10月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,クォーラムシステム,特にその特殊型であるCrumbling wallの消費電力を最小化するためのアルゴリズムを示す。我々のアルゴリズムは,ある与えられたCrumbling wallに対して,各ノードのキャパシティを超えないようにしながらストラテジー(処理の割り振り方)を最適化するものである。ただしここで,Crumbling wallにおけるストラテジーの組み合わせは,ノード数の増加に対して爆発する可能性がある。したがって,線形計画法などを直接用いることでストラテジーの最適化を行うことは難しい。そのため本稿で提案する基本的なアイデアは,最適解が常に含まれるようにしながら,探索空間となるストラテジーの集合をある特殊な範囲に限定するというものである。これにより,我々のアルゴリズムは行の数がdのCrumbling wallに対してO(d²)の計算量で最適なストラテジーを求めることができる。(著者抄録)

シソーラス用語： *システム ,  *消費電力 ,  最適化手法 ,  *最適化 ,  線形計画法 ,  空間 ,  計算量 ,  モデリング ,  分散制御 ,  分散処理 ,  計算機システム ,  *分散系
準シソーラス用語： *クォーラムシステム ,  探索空間

分類 (2件)： ディジタル計算機方式一般  (JC02010O) ,  数理計画法  (KA03030M)

引用文献 (7件)：

• WANG, Lan. A survey of energy-efficient scheduling mechanisms in sensor networks. Mob. Netw. Appl. 2006, 11, 5, 723-740
• BIANCHINI, Ricardo. Power and energy management for server systems. Computer. 2004, 37, 11, 68-74
• PELEG, David. Crumbling walls : a class of practical and efficient quorum systems. PODC '95 : Proceedings of the fourteenth annual ACM symposium on Principles of distributed computing, New York, NY, USA. 1995, 120-129
• CHEUNG, S. Y. The grid protocol : A high performance scheme for maintaining replicated data. IEEE Trans. on Knowl. and Data Eng. 1992, 4, 6, 582-592
• NAOR, M. The load, capacity and availability of quorum systems. SFCS '94 : Proceedings of the Proceedings 35th Annual Symposium on Foundations of Computer Science, Washington, DC, USA. 1994, 214-225

タイトルに関連する用語 (2件)： 消費電力 ,  最適化手法