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J-GLOBAL ID：201102206574923635   整理番号：11A0410847

液相合成法により作製したY₃Al₅O₁₂:Ce蛍光体における合成・焼成過程でのCeの状態に関する研究

Study on state of Ce in processes of liquid phase synthesis and burning for preparation of Y₃Al₅O₁₂:Ce phosphor

著者 (8件)： 村川琢郎 (鳥取大 大学院工学研究科) ,  大倉央 (鳥取大 大学院工学研究科) ,  大倉央 (メルク) ,  本間徹生 (高輝度光科学研究セ) ,  宮本快暢 (鳥取大 大学院工学研究科) ,  宮本快暢 (鳥取大 工 電子ディスプレイ研究セ) ,  大観光徳 (鳥取大 大学院工学研究科) ,  大観光徳 (鳥取大 工 電子ディスプレイ研究セ)
資料名： 電気学会電子デバイス研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： EDD-11  号： 1-34  ページ： 17-20  発行年： 2011年01月28日 
JST資料番号： Z0910A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 液相合成法により作製したY₃Al₅O₁₂:Ce(YAG:Ce)蛍光体に関し,各過程(前駆体→大気焼成→還元焼成)におけるCeの状態をX-ray Absorption Fine Structure(XAFS)測定により解析した。その結果,前駆体中でCeは3価として存在するのに対し,大気中で焼成すると酸化されて4価となり,中間生成物であるY化合物から分離してアモルファス状態で存在していることが確認された。一方Euは大気中で焼成してもYサイトに3価として安定に存在する。以上より,各合成・焼成過程において,発光中心が母体内に取り込まれるか否かは,発光中心元素の酸化還元の活性度に強く依存すると考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *化学合成 ,  *液相反応 ,  *セリウム ,  *蛍光体 ,  *焼成 ,  EXAFS ,  *イットリウムアルミニウムガーネット ,  白 ,  発光ダイオード ,  発光中心
準シソーラス用語： 液相合成 ,  YAG【ガーネット】

分類 (2件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

引用文献 (4件)：

• J. G. Li, T. Ikegami, J. H. Lee, T. Mori and Y. Yajima, J. European Ceramic Soc., 20, p.2395(2000).
• K. Zhang, H. Z. Liu, Y. T. Wu, and W. B. Hu, J. Alloys and Compounds, 453, p.265(2008).
• 村川琢郎、大倉央、宮本快暢、大観光徳 第57回応用物理学関係連合講演会14-231, 19a-TF-4.(2010).
• T. Honma, H. Oji, S. Hirayama, Y. Taniguchi, H. Ofuchi and M. Takagaki, AIP Conf. Proc. 1234(2010)13.

タイトルに関連する用語 (7件)： 液相合成 ,  作製 ,  Y3Al5O12 ,  Ce ,  蛍光体 ,  焼成過程 ,  研究