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J-GLOBAL ID:201602275628144776   整理番号:16A1325891

低出力パルス超音波により,破骨細胞のアポトーシスを誘導する:魚鱗は超音波による骨代謝の分析の適切なモデルである

Low-intensity pulsed ultrasound induces apoptosis in osteoclasts: Fish scales are a suitable model for the analysis of bone metabolism by ultrasound
著者 (15件):
資料名:
巻: 195  ページ: 26-31  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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破骨細胞及び骨芽細胞が石灰化骨マトリックスにおいて共存する魚鱗を用いて,破骨細胞及び骨芽細胞に及ぼす低出力パルス超音波(LIPUS)の影響を試験した。LIPUS処理後3hのインキュベーションで,酒石酸耐性酸性ホスファターゼ(TRAP)及びカテプシンK mRNA発現のような破骨細胞マーカーは,顕著に低下したが,オステオカルシン,Dlx5,RUNX2a及びRUNX2bのような骨芽細胞マーカーのmRNA発現は顕著に増加した。しかしながら,インキュベーションの6及び18h後に,破骨細胞及び骨芽細胞マーカーmRNA発現は少なくとも現状で変化しなかった。LIPUSを用いて処理したゼブラフィッシュ鱗のGeneChip分析を用いて,細胞死関連遺伝子はLIPUS処理によりアップレギュレートした。リアルタイムPCR分析により,アポトーシス関連遺伝子の発現は顕著に増加することを示した。LIPUSによる破骨細胞アポトーシスの関与を確認するために,破骨細胞をキンギョの自己移植鱗により誘導した。その後,アポトーシスと関連するDNA断片化をTUNEL法を用いて破骨細胞において検出した。鱗におけるTRAP染色破骨細胞の多核をTUNELにより標識した。TUNEL染色により,キンギョ鱗におけるアポトーシス破骨細胞の数はLIPUS処理により3hのインキュベーションで上昇することを示した。従って,LIPUSは破骨細胞に直接機能することを初めて示し,LIPUSは曝露後に短時間で破骨細胞のアポトーシスを直接起こすことを結論づけた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
動物に対する影響  ,  骨格系  ,  細胞生理一般 

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