文献

J-GLOBAL ID：201702231282218306   整理番号：17A0044735

自動車とは?輸送手段としての未来 自動運転自動車の高齢過疎地域への社会導入に対する期待と課題

Expectations and Problems to Introduce Autonomous Vehicle for Aged and Depopulated Area

著者 (2件)： 菅沼直樹 (金沢大 新学術創成研究機構) ,  米陀佳祐 (金沢大 新学術創成研究機構)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 71  号： 1  ページ： 36-41  発行年： 2017年01月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,自動運転自動車に関して大きな注目が集まっている。自動運転自動車の導入により,自動車事故において大きな割合を占めるドライバの運転ミスに起因する事故を防止できる可能性がある。また,ドライバの運転負荷軽減等の効果が期待できるなどの大きなメリットがある。このため,早期の自動運転自動車の技術開発が望まれるところである。このような背景ら著者らの研究室では,2015年2月24日より国内の大学としては初となる,市街地における自動運転自動車の公道走行実証実験を開始した。この実証実験では,将来高齢過疎地域において自動運転自動車を公共交通機関の一部として活用するための技術開発および社会導入に対する検討を行っている。本稿では,この取組みについて紹介するとともに,自動運転自動車の高齢過疎地域への導入に対する期待と課題について述べた。

シソーラス用語： *自動車 ,  *老人 ,  *過疎地区 ,  技術導入 ,  *走行試験 ,  実証実験 ,  公共輸送機関 ,  社会システム
準シソーラス用語： *過疎地域 ,  公共交通機関 ,  *高齢者 ,  *自動運転自動車

分類 (2件)： 走行装置  (QG03040V) ,  運輸交通・サービス一般  (TA01010L)

引用文献 (8件)：

• 津川定之:自動運転システムの60年,計測と制御,Vol.54,No.11(2015)
• J. Levinson, et al. : Towards Fully Autonomous Driving: Systems and Algorithms, Proc. of IEEE Intelligent Vehicle Symposium, p.163-168(2011)
• Julius Ziegler, et al. : Video Based Localization for BERTHA, Proc. of the IEEE Intelligent Vehicle Symposium, p.1231-1238(2014)
• 菅沼直樹,林悠太郎,永田大記,高橋謙太:高齢過疎地域における自動運転自動車の市街地公道実証実験概要,自動車技術会学術講演会講演予稿集,No.14-15S,p.390-394(2015)
• 菅沼直樹,米陀佳祐:自動車の自動運転におけるデジタル地図の活用,日本ロボット学会誌,Vol.33,No.10,p.760-765(2015)

タイトルに関連する用語 (7件)： 自動車 ,  輸送 ,  未来 ,  自動運転自動車 ,  過疎地域 ,  社会 ,  期待