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J-GLOBAL ID：201702260438581159   整理番号：17A0130513

共有結合したポルフィセン-フェロセンダイアド 合成,酸化還元スイッチ発光および電荷分離状態の観測

Covalently Attached Porphycene-Ferrocene Dyads: Synthesis, Redox-Switched Emission, and Observation of the Charge-Separated State

著者 (6件)： ABE Masaaki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  YAMADA Hiroaki (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  OKAWARA Toru (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  FUJITSUKA Mamoru (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  MAJIMA Tetsuro (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  HISAEDA Yoshio (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Inorganic Chemistry  (Inorganic Chemistry)
巻： 55  号： 1  ページ： 7-9  発行年： 2016年01月04日 
JST資料番号： C0566A  ISSN： 0020-1669  CODEN： INOCAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポルフィセンとフェロセンが結合したダイアドを2種調製し,単結晶X線回折により結晶構造を明らかにした。化合物は,ポルフィセン環の周辺部位で,鉄に配位した構造をとっていることがわかった。ダイアドは紫外励起および可視光励起により発光するが,このフェロセン部位の酸化還元状態を変化させることにより,可逆的に発光スペクトルをオンオフ制御できることがわかった。そして過渡吸収スペクトルにより,ダイアドの励起状態において,ピコ秒電荷分離励起状態を検出できることもわかった。

シソーラス用語： *電荷分離 ,  共有結合 ,  分子構造 ,  *状態 ,  *フェロセン誘導体 ,  *結晶構造 ,  X線回折 ,  可逆反応 ,  *可視発光スペクトル ,  レーザ励起 ,  過渡吸収スペクトル ,  *励起状態 ,  サイクリックボルタンメトリー
準シソーラス用語： ダイアド【分子構造】 ,  *酸化状態 ,  単結晶X線回折

分類 (4件)： 鉄の錯体  (CE01091H) ,  有機鉄化合物  (CF09056D) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R)

物質索引 (2件)： 2,4-シクロペンタジエン-1-カルボン酸4,9,14,19-テトラプロピル-21,22,23,24-テトラアザペンタシクロ[16.2.1.1^2,5.1^8,11.1^12,15]テトラコサ-1,3,5,7,9,11(23),12,14,16,18(21),19-ウンデカエン-7-イル ,  (2,4-シクロペンタジエニル)酢酸4,9,14,19-テトラプロピル-21,22,23,24-テトラアザペンタシクロ[16.2.1.1^2,5.1^8,11.1^12,15]テトラコサ-1,3,5,7,9,11(23),12,14,16,18(21),19-ウンデカエン-7-イル

タイトルに関連する用語 (5件)： 共有結合 ,  ポルフィセン ,  酸化還元 ,  電荷分離 ,  観測