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J-GLOBAL ID：201702265491454263   整理番号：17A0374397

結晶学的集合組織をもつ多結晶試料からの単結晶弾性定数の微視力学に基づく抽出に及ぼす結晶粒形状の影響【Powered by NICT】

Impact of grain shape on the micromechanics-based extraction of single-crystalline elastic constants from polycrystalline samples with crystallographic texture

著者 (4件)： Tane Masakazu (The Institute of Scientific and Industrial Research, Osaka University, 8-1 Mihogaoka, Ibaraki, Osaka, 567-0047, Japan) ,  Yamori Keisuke (The Institute of Scientific and Industrial Research, Osaka University, 8-1 Mihogaoka, Ibaraki, Osaka, 567-0047, Japan) ,  Sekino Tohru (The Institute of Scientific and Industrial Research, Osaka University, 8-1 Mihogaoka, Ibaraki, Osaka, 567-0047, Japan) ,  Mayama Tsuyoshi (Priority Organization for Innovation and Excellence, Kumamoto University, 2-39-1 Kurokami, Chuo-ku, Kumamoto, 860-8555, Japan)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 122  ページ： 236-251  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 結晶学的集合組織を有する多結晶と単結晶のすべての独立な弾性定数を抽出できる微視力学ベース法(「逆自己無撞着近似」)を新たに開発した。開発した方法では,異方性多結晶におけるすべての弾性定数は共鳴超音波分光法により測定した,結晶粒の結晶学的方位と形状を分析した。,多結晶のそれらを再現する,単結晶の弾性定数をEshelbyの介在物理論と有効媒質近似に基づいて決定,結晶粒間の弾性相互作用,それらの形状と配向を反映して考慮に入れた。開発した方法は,多結晶のものと純Cuと純Mg単結晶の弾性定数を決定した非常に正確である。提案手法を用いて得られた弾性定数と単結晶を用いて測定した値の差は~1%であった。とは対照的に,弾性相互作用に及ぼす結晶粒形状の影響を考慮できない,逆Voigt-Reuss-Hill近似の適用は,強い弾性異方性を示す純粋な単結晶Cuに対しては相対的に不十分な評価をもたらした。は,結晶粒形状が高い弾性異方性を示す粒子間の弾性相互作用に明らかに影響する,抽出された単結晶弾性定数に影響を及ぼすことを示した。逆自己無撞着近似の実際の適用の観点から,単結晶は容易に調製できない,AZ31Mg合金の単結晶弾性定数を明らかにした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *弾性係数 ,  銅 ,  異方性 ,  *結晶学 ,  有効媒質近似 ,  *微視力学 ,  *多結晶 ,  *結晶粒 ,  結晶方位 ,  *単結晶 ,  近似法 ,  *集合組織 ,  介在物
準シソーラス用語： 弾性異方性 ,  弾性相互作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 弾性特性 ,  単結晶 ,  音響法 ,  結晶学的集合組織 ,  微視力学

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 結晶学 ,  集合組織 ,  多結晶 ,  試料 ,  単結晶 ,  弾性定数 ,  微視力学 ,  結晶粒