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J-GLOBAL ID：201702265629499374   整理番号：17A0602761

解体とリサイクル,廃棄物処理 産業用ロボットを応用した建設廃棄物選別システム

著者 (3件)： 中村聡 (東急建設 技研) ,  井上大輔 (東急建設 技研) ,  白井菜月 (東急建設 技研)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 69  号： 5  ページ： 39-44  発行年： 2017年05月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 建物の解体は事前調査,内装解体,躯体解体の順序で行われ,解体時に発生する建設廃棄物を解体作業員によって品目毎に分別しながら解体していく「分別解体」が基本となっている。そのため,コンクリート塊や建設発生木材は高い再資源化率や再資源化等率が保たれ,金属などの売却可能な有価物についても効率的な選別が行われている。一方で,廃棄物の不法投棄や廃棄物処理に対する労働力不足,解体時の作業環境改善など課題も多い。本編では,解体工事における選別作業の効率化や安全性向上,廃棄物処理コストの削減を目的に,産業用ロボットおよびロボットビジョンを用いて開発した建設廃棄物選別システムの概要を述べるとともに,実際の解体現場から採取した建設廃棄物を用いて行った実証実験結果について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： 工事現場 ,  *解体工事 ,  *建設廃棄物 ,  実証実験 ,  *選別 ,  産業用ロボット ,  資源再生 ,  有用物質回収 ,  騒音抑制 ,  振動制御 ,  原価低減 ,  省力化 ,  リサイクル

分類 (2件)： 撤去工事  (RA07100X) ,  廃棄物処理  (RA01095A)

引用文献 (6件)：

• 中村聡,後久卓哉,柳原好孝 他2名,“建物解体現場における廃棄物選別システムの開発”,第26回日本ロボット学会学術講演会,2D2-01,2008.
• 「フィンランド発の深層学習技術が産廃処理に革新AI搭載ロボで省人化と速度向上実現したシタラ興産」,Nikkei Robotics 3-11,2017年2月
• 中村聡,後久卓哉,建設系産業廃棄物選別の要素技術研究(その2),東急建設技術研究所報 No.34,pp.43-46,2009.
• 中村聡,上野隆雄 他2名,“建設系産業廃棄物選別システムの精度検証と実用化に向けた課題”,第29回日本ロボット学会学術講演会,1B3-2,2011.
• Takuya Gokyuu, Satoru Nakamura and Takao Ueno, “Sorting system for Recycling of Construction Byproducts with Bayes' Theorem-Based Robot Vision”, J. of Robotics and Mechatronics (JRM), Vol. 23, No. 6, pp. 1066-1072, 2011.

タイトルに関連する用語 (7件)： 解体 ,  リサイクル ,  廃棄物処理 ,  産業用ロボット ,  応用 ,  建設廃棄物 ,  選別