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J-GLOBAL ID:201502211073576866   整理番号:15A1401061

ナトリウム貯蔵性化合物の創製とその二次電池負極への応用

Development of Novel Na-storage Compounds and Their Application to Rechargeable Battery Anode
著者 (2件):
資料名:
号: 71  ページ: 1-8  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: L4989A  ISSN: 1345-8426  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ナトリウムイオン電池(NIB)は,リチウムイオン電池(LIB)と同様にNa+が電荷移動担体となり充放電を行う蓄電池である。Liに比べ,Na資源はその偏在性がないこと,Co等の希少元素を使用しないこと,大型化,低コスト化が見込まれることなどからNIBが注目され,その正極および負極活物質の検討が進められている。本稿では,NbドープTiO2をNIB負極に用いた場合についてまず紹介した。Nbドープルチル型TiO2,Ti1-xNbxO2(x=0~0.18)は,ゾル-ゲル法により作製し,生成物について結晶構造解析を行いルチル型であることを確認,ガスデポジション法により電極を作製し,対極にNa箔を,電解液に1M NaClO4/炭酸プロピレン(PC)を使用して充放電試験を行った結果,Nbをドーピングしない場合は,100mAh/gの可逆容量であったが,Nbをドーピングすることにより電子伝導性が1000倍以上高まり,Nb添加量x=0.06の場合50サイクル後も容量160mAh/gを維持し,3.0Cのレートで90mA/gの容量が得られ,導電性カーボンを使用したアナターゼ型TiO2負極をも上回る性能が得られることが分った。Nbのドーピングにより電子伝導性の改善の他に,格子中の拡散チャンネルサイズの増大によりNa+の拡散能が向上したためと推測された。また,その他最近明らかにしたSnO,Sn-PおよびSiOの負極特性についても概説した。
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分類 (4件):
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二次電池  ,  塩基,金属酸化物  ,  セラミック・磁器の性質  ,  電気化学反応 
タイトルに関連する用語 (5件):
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