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J-GLOBAL ID：201602201652956486   整理番号：16A0371136

気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のためのプロジェクト 第1編 農業分野における温暖化緩和技術の開発 第5章 反すう家畜からの温室効果ガス排出削減技術の開発 1 栄養管理による乳牛の消化管内発酵に伴うメタン排出削減技術の開発

著者 (9件)： 永西修 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  真貝拓三 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  昆野大次 (北海道総合研究機構 農業研究本部 根釧農試) ,  小林泰男 (北大 農学研究院) ,  三森真琴 (農業・食品産業技術総合研究機構 畜産草地研) ,  長嶋協 (出光興産 先端技研) ,  望月正己 (出光興産 先端技研) ,  谷川珠子 (北海道総合研究機構 農業研究本部 根釧農試) ,  大坂郁夫 (北海道総合研究機構 農業研究本部 根釧農試)
資料名： 農林水産省農林水産技術会議事務局研究成果  (農林水産技術会議事務局研究成果)
号： 557  ページ： 103-108  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： S0070A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (ア)泌乳牛へのCNSL製剤の適正給与技術の開発:CNSL製剤(CNSL22%含有)の飼料への適正添加濃度は乾物比で1.5%あり,乾物摂取1kg当たりのメタン抑制率は平均で5.9%であるが,第一胃内容液のプロピオン酸モル比を基準に個体を選択することで,メタン低減率を平均で11.7%まで高めることが可能である。(イ)牧草サイレージへのDDGS添加が泌乳牛のメタン発生量に及ぼす影響の解明:乳牛用飼料にDDGSを乾物比で25%添加した飼料を一乳期給与した場合,メタン抑制効果は長期間継続することが明らかになった。また,低脂肪DDGSは飼料への添加割合を高めてもメタン抑制効果は認められなかった。(著者抄録)

シソーラス用語： *乳牛 ,  給餌 ,  メタンガス ,  *温室効果ガス ,  温室効果ガス排出量 ,  サイレージ ,  カシューナッツ ,  食品副産物 ,  トウモロコシ ,  蒸留副産物 ,  添加物効果 ,  濃度依存性 ,  混合比 ,  *飼料添加物 ,  配合飼料 ,  地球温暖化 ,  環境保全 ,  持続可能な農業 ,  アルカン
準シソーラス用語： DDGS ,  殻液

分類 (3件)： 牛  (FD02020Y) ,  特殊飼料  (FD07050O) ,  環境問題  (SA01020V)

物質索引 (1件)： メタン

引用文献 (2件)：

• Watanabe Y. et al. (2010) In vitro evaluation of cashew nut shell liquid as a methane-inhibiting and propionate-enhancing agent for ruminants. J. Dairy Sci. 93: 5258-5267.
• Shinkai T. et al. (2012) Mitigation of methane production from cattle by feeding cashew nut shell liquid. J. Dairy Sci. 95: 5308-5316.

タイトルに関連する用語 (16件)： 気候変動 ,  循環 ,  食料生産 ,  プロジェクト ,  農業 ,  温暖化 ,  緩和 ,  開発 ,  反すう家畜 ,  温室効果ガス排出削減 ,  栄養管理 ,  乳牛 ,  消化 ,  発酵 ,  メタン ,  排出削減