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J-GLOBAL ID：201602271817240610   整理番号：16A0800153

PM2.5などの影響を検証する 2015年2,3月におけるPM2.5高濃度事例の解析 黄砂観測時のPM_2.5成分の特徴

著者 (9件)： 山神真紀子 (名古屋市環境科学調査セ) ,  寺本佳宏 (三重県保健環境研) ,  牧野雅英 (石川県保健環境セ) ,  木下誠 (福岡市南区保健福祉セ) ,  木戸瑞佳 (富山県環境科セ) ,  武田麻由子 (神奈川県環境科セ) ,  西村理恵 (大阪府環境農林水産総合研) ,  長谷川就一 (埼玉県環境科学国際セ) ,  菅田誠治 (環境研)
資料名： クリーンテクノロジー  (Clean Technology)
巻： 26  号： 9  ページ： 13-16  発行年： 2016年09月10日 
JST資料番号： L1138A  ISSN： 0917-1819  CODEN： KTEKER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 黄砂が観測される際にはPM_2.5濃度も上昇することが知られている。本稿では,2015年2月から3月において,全国の広い範囲でPM_2.5が高濃度となった4つの事例について,PM_2.5の成分測定結果をもとに,黄砂観測時におけるPM_2.5成分の特徴をまとめた。その結果,黄砂観測日以外でも土壌の寄与率が高い場合や,黄砂観測日であっても土壌の寄与率よりも硫酸塩の寄与率が高くなる場合があり,黄砂観測時にPM_2.5を上昇させる要因として,必ずしも土壌の影響が最も大きいというわけではないことが示された。

シソーラス用語： *PM2.5 ,  浮遊粒子状物質 ,  大気汚染 ,  *黄砂 ,  土壌 ,  硫酸塩 ,  観測所 ,  ゆらぎ ,  物質収支 ,  調査
準シソーラス用語： PM2.5【微粒子】 ,  黄砂現象 ,  寄与率 ,  観測地点 ,  濃度変動 ,  化学物質収支 ,  質量濃度 ,  *原因調査

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 検証 ,  高濃度 ,  解析 ,  黄砂 ,  観測