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J-GLOBAL ID:201702253196349976   整理番号:17A0511344

Al2O3粉末上へのCNTとNiナノ粒子の共析と放電プラズマ焼結によるAl2O3-Ni-CNTナノ複合材の作製

Fabrication of Al2O3-Ni-CNTs nanocomposites by co-precipitation of CNTs and Ni nanoparticle on Al2O3 powder and spark plasma sintering
著者 (8件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 898-902(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0409A  ISSN: 1348-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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カーボンナノチューブ(CNT)分散セラミックスは,通常,金属触媒をセラミックス粉末の中に分散させた後,炭化水素ガスの熱分解によって,CNTを成長させる単純な混合によって得られる。本研究では,回転CVDリアクタ内で前駆体としてニッケロセンを用いたAl2O3粉末へのCNTとNiナノ粒子の共析によって,Al2O3-Ni-CNTナノ複合材の新規の製造ルートを提案した。微細なNiナノ粒子(直径10~50nm)とCNT(直径20~50nm,長さ1μm)を,攪拌したAl2O3粉末上に均一に分散させた。Al2O3-Ni-CNTナノ複合材は,1923Kで0.6ksの放電プラズマ焼結後,均一な微細構造を示し,機械的特性が向上した。ニッケルに取り込まれた炭素は,高温処理後にアモルファス状態から結晶状態に変化した。他の不純物は確認されず,CNTとNiの混入もAl2O3の相対密度と機械的特性を向上させることが分かった。従って,本方法は,高性能CNT-セラミック複合体の製造に有望である。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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セラミック・陶磁器の製造  ,  セラミック・磁器の性質 

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