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J-GLOBAL ID:201702268861137376   整理番号:17A0590751

立体アレイとHi-netを利用した深部低周波地震(LFE)の詳細な震源決定

著者 (4件):
資料名:
号: 38  ページ: 133-139  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: L5726A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東海地方直下に沈み込んだフィリピン海プレートの上面境界付近で起きている深部低周波地震(LFE)及び通常の地震に対して震源決定を行った。まず,東濃地震科学研究所の地震計による立体アレイからのデータを使ってLFE波形にセンブランス解析を施し,P波とS波を識別した後,S波の入射方向とS-P時間から15個のLFEの震源決定を行った。通常の地震についても同様の方法で震源を決定した。また,この結果を参考として,より広域のHi-net観測点を含めた観測アレイデータに基づいて震源決定を行った。得られた結果から,LFEの震源はプレート境界面を挟んで±4kmほどの深度範囲内に分布し,通常地震はその下の海洋性地殻内に分布していることが判明した。また,LFEの分布域は,海洋プレート上面,ウェッジマントル,陸側モホ面の会合部という複雑な構造域に相当することが指摘された。
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分類 (1件):
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地震活動 
引用文献 (7件):
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