特許
J-GLOBAL ID:201703006391410280

タンパク質機能改変法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 佐伯 憲生 ,  佐伯 裕子 ,  中村 正展 ,  佐伯 拓郎 ,  牛山 直子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-139770
公開番号(公開出願番号):特開2014-003908
特許番号:特許第6083728号
出願日: 2012年06月21日
公開日(公表日): 2014年01月16日
請求項(抜粋):
【請求項1】 標的分子を特異的に認識するプローブを創出するための方法であって、下記(1)〜(10)を含む方法; (1) 少なくとも標的分子を含む分子群が固定化された分子アレイを用意する工程、 (2) 選定した親タンパク質又は親核酸にランダム変異が導入されたランダム変異ライブラリーを作製する工程、 (3) 工程(2)で用いた親タンパク質又は親核酸と、作製されたランダム変異ライブラリーのそれぞれに対して、工程(1)で得られた分子アレイを反応させることにより、両者の分子結合プロファイルを作成する工程、 (4) 工程(3)で得られた親タンパク質又は親核酸についての分子結合プロファイルと、同ランダム変異ライブラリーについての分子結合プロファイルとを比較解析する工程、 (5) ランダム変異ライブラリーについての分子結合プロファイルで観察される標的分子に対する反応性が、親タンパク質又は親核酸についての分子結合プロファイルで観察される反応性よりも有意差を持って高い場合に、前記ランダム変異ライブラリーが、標的分子結合性の変異体を創出可能な集団であると評価する工程、 (6) 工程(5)により、前記ランダム変異ライブラリーが標的分子結合性の変異体を創出可能な集団であると評価された場合に、前記ランダム変異ライブラリーを固定化された標的分子と反応させることにより、標的分子結合性の変異体群を選択する工程、 (7) 工程(6)により選択された標的分子結合性の変異体群の分子結合プロファイルを作成し、工程(3)で得られた前記ランダム変異ライブラリーの分子結合プロファイルと比較解析し、前者で観察される標的分子に対する反応性が、後者で観察される標的分子に対する反応性よりも有意差を持って高い場合に、工程(6)の選択工程が有効であると判定する工程、 (8) 工程(7)において、選択工程が有効であると判定された場合であって、かつ、分子結合プロファイルで観察される標的分子に対する反応性が、分子アレイ上の他の分子に対する反応性と明確な有意差を持たない場合に、工程(6)で選択された標的分子結合性変異体群に対して、さらに工程(6)の固定化された標的分子を用いた標的分子結合性変異体群の選択工程、及び(7)の選択された標的分子結合性変異体群に対する分子結合プロファイルを作成し、1つ前の回の選択サイクルの分子結合ファイルと比較解析する工程を繰り返す工程、 (9) 工程(7)で、又は工程(8)で作成された標的分子結合性変異体群の分子結合プロファイルにおいて、観察される標的分子に対する反応性が、分子アレイ上の他のいずれの分子に対する反応性と比較しても高い有意差を持つに至った場合に、選択工程サイクルの終了時と判定する工程、 (10) 工程(9)で得られた標的分子結合性の変異体群から、目的とする標的分子を特異的に認識するプローブを単離する工程。
IPC (5件):
C12N 15/09 ( 200 6.01) ,  C12N 15/01 ( 200 6.01) ,  C12Q 1/68 ( 200 6.01) ,  C40B 30/04 ( 200 6.01) ,  G01N 37/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C12N 15/00 X ,  C12Q 1/68 Z ,  C40B 30/04 ,  G01N 37/00 102
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (21件)
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審査官引用 (23件)
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