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J-GLOBAL ID：201802260664644465   整理番号：18A0457730

農業農村工学におけるICT利用の可能性(前編)-6 UAVとSfM(Structure from Motion)による高精度な3次元地形モデルの作成方法に関する検討

著者 (6件)： 藤原洋一 (石川県大 生物資源環境) ,  川口渉 (石川県大 生物資源環境) ,  長野峻介 (石川県大 生物資源環境) ,  田中健二 (石川県大 生物資源環境) ,  一恩英二 (石川県大 生物資源環境) ,  渡辺一生 (京大 東南アジア地域研究研)
資料名： 農業農村工学会誌  (Water, Land and Environmental Engineering)
巻： 86  号： 3  ページ： 207-210  発行年： 2018年03月01日 
JST資料番号： F0454A  ISSN： 1882-2770  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： UAVとSfMによる高精度な3次元地形モデルの作成方法について検討した。飛行高度,写真と写真の重なりの条件を変化させて空撮を行い,SfMを用いて3次元地形モデルを作成して測量値と比較した。写真と写真の横の重なり(サイドラップ率)が60%の場合,3次元地形モデルがうまく生成されない場合があった。一方,サイドラップ率を80%まで上げるとすべての場合で地形モデルが生成された。低空で撮影した場合に最も高精度な地形モデルが得られると予想されたが,本研究では40mの高度から撮影した場合が最良となった。また,高度が高い方が飛行時間も短くなり,撮影枚数も少なくなる。よって,地形モデルを作成する場合,低空で高解像度の写真を狙うより,ある程度の高度で空撮を行う方が得策である。(著者抄録)

シソーラス用語： *無人機 ,  画像処理 ,  *モデル ,  比率 ,  多重化 ,  画像 ,  高さ ,  農場 ,  石川県 ,  *三次元モデル
準シソーラス用語： *3次元地形モデル ,  ICT利用 ,  *SfM【画像処理】 ,  *UAV【航空機】 ,  サイドラップ率 ,  空撮画像 ,  地形モデル ,  農業農村工学 ,  飛行高度

分類 (2件)： 地形データの処理  (RC02050O) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (6件)：

• 内山庄一郎,井上公,鈴木比奈子 : SfMを用いた三次元モデルの生成と災害調査への活用可能性に関する研究, 防災科学技術研究所研究報告 81, pp.37~60 (2014)
• 小花和宏之, 早川裕弌, 齋藤 仁, ゴメス クリストファー : UAV-SfM手法と地上レーザ測量により得られたDSMの比較, 写真測量とリモートセンシング 53 (2), pp.67~74 (2014)
• 国土地理院 : UAVを用いた公共測量マニュアル (案), http://psgsv2.gsi.go.jp/koukyou/public/uav/index.html
• 白谷栄作, 桐 博英, 高橋順二, 大石 哲, 村木広和 : 無人航空機 (UAV) を活用したストックマネジメントの展望, 水土の知 83(10), pp.31~34 (2015)
• 大石 哲, 白谷栄作, 桐 博英, 高橋順二, 水上幸治, 村木広和 : UAVを使った低空画像解析による海岸堤防の劣化状態の検出, 土木学会論文集 B2 (海岸工学) 71(2), pp.1717~1722 (2015)

タイトルに関連する用語 (7件)： 農業農村工学 ,  ICT ,  可能性 ,  UAV ,  SFM ,  3次元 ,  地形モデル