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J-GLOBAL ID：201302204987248598   整理番号：13A0528633

HPT加工により結晶粒を超微細化したAl-Mg-Si-X(X=Cu,Ag,Pt,Pd)合金の時効挙動

Aging behavior of ultrafine-grained Al-Mg-Si-X (X=Cu, Ag, Pt, Pd) alloys produced by high-pressure torsion

著者 (6件)： 赤間大地 (九州大学大学院工学研究院材料工学部門) ,  李昇原 (九州大学大学院工学研究院材料工学部門) ,  堀田善治 (九州大学大学院工学研究院材料工学部門) ,  堀田善治 (九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所) ,  松田健二 (富山大学大学院理工学研究部) ,  廣澤渉一 (横浜国立大学大学院工学研究院)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 62  号： 11  ページ： 448-453 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 時効硬化型Al-Mg-Si-X(X=Cu,Ag,Pt,Pd)合金にHPT(高圧ねじり)加工を施し,結晶粒を微細化した。その後,時効処理により微細な析出物を粒内に分散し,結晶粒微細化強化と時効析出強化による同時強化を試みた。HPT加工及び時効処理試料に対して,ビッカース硬さ試験とTEMによる組織観察を行った。HPT加工によりすべての合金で硬さが増加し,結晶粒径は300~430nmに微細化された。加工後の短時間時効処理で飽和硬さは増大したが,その後は軟化した。Al-1.03%Mg-0.37%Si-0.50%Cu(mass%)合金は,特に時効硬化が大きかった。Cu,Agまたは過剰Mgを添加した合金では,時効軟化が抑制された。

シソーラス用語： *ねじり加工 ,  高圧 ,  *結晶粒微細化 ,  結晶粒径 ,  *アルミニウム合金 ,  マグネシウム含有合金 ,  ケイ素含有合金 ,  銅添加合金 ,  銀添加合金 ,  白金添加合金 ,  パラジウム添加合金 ,  *合金元素 ,  時効処理 ,  析出物 ,  析出硬化 ,  時効硬化 ,  押込硬さ ,  軟化 ,  *改変

分類 (2件)： 特殊成形  (WC04040W) ,  組織的硬化現象  (WB01020C)

引用文献 (20件)：

• 1) G. B. Burger, A. K. Gupta, P. W. Jeffrey and D. J. Lloyd: Mater. Charact., 35 (1995), 23–39.
• 2) R. P. Wahi and M. von Heimendahl: Phys. Stat. Sol. (a)., 24 (1974), 607–612.
• 3) S. J. Andersen, H. W. Zandbergen, J. Jansen, C. Treholt, U. Tundal and O. Reiso: Acta Mater., 46 (1998), 3283–3298.
• 4) K. Matsuda, S. Tada, S. Ikeno, T. Sato and A. Kamio: Scr. Metall. Mater., 32 (1995), 1175–1180.
• 5) M. H. Jacobs: Philos. Mag., 26 (1972), 1–13.

タイトルに関連する用語 (12件)： HPT加工 ,  結晶粒 ,  超微細 ,  Al ,  Mg ,  Si ,  Ag ,  PT ,  PD ,  合金 ,  時効 ,  挙動