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J-GLOBAL ID：201402200978668683   整理番号：14A0569388

帰宅困難者のためのGPSを用いたリアルタイム地図作成システムの再検討~Network Simulator 2によるシミュレーション~

A Revisit of: Rcal-time Mapping System Using GPS for Stranded Commuters~A Simutation by Network Simutator 2

著者 (5件)： YU Wenlong (大阪市大 大学院創造都市研究科) ,  榎原博之 (関西大 システム理工) ,  松崎頼人 (関西大 大学院理工学研究科) ,  吉田大介 (大阪市大 大学院創造都市研究科) ,  RAGHAVAN Venkatesh (大阪市大 大学院創造都市研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 113  号： 495(MoNA2013 71-84)  ページ： 131-138  発行年： 2014年03月07日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本は地震災害が多発する世界有数の地震国である。日本で震災が起こると多くの帰宅困難者が発生する。帰宅困難者の多くは移動端末を所持しているが,通信障害のため利用できない可能性が高い。本研究では,移動端末間の無線通信機能とGPSなどから得られる端末の移動履歴を用いて,リアルタイムで通行可能な道路地図を作成するシステムを提案する。本システムは地震災害時における帰宅困難者の支援に応用することを目指している。性能評価として,大阪府大阪市旭区の一部地図情報を基にシステムをモデル化し,ネットワークシミュレータNS-2[1]を利用することで,シミュレーション実験を行う。シミュレーション結果から,4568m×2988mの領域を対象に移動端末数が2000台あれば,30分以内に完成度がほぼ100%の地図を作成することができ,提案手法が有用であることが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： 人間 ,  *携帯端末 ,  *時間 ,  *地図 ,  *地図作成 ,  可能性 ,  性能評価 ,  *シミュレータ ,  *有効性 ,  *計算機利用システム ,  *GPS ,  帰宅困難者 ,  *道路地図
準シソーラス用語： *GPS【位置決め】 ,  *移動端末 ,  *リアルタイム ,  通行可能 ,  *ネットワークシミュレータ ,  *支援システム

分類 (2件)： 移動通信  (ND08030H) ,  その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (20件)：

• NS-2.Homepage: The Network Simulator - ns-2, (online), available from <http://www.isi.edu/nsnam/ns/> (2014.02.06).
• 南本真一, 藤井彩恵, 山口弘純, 東野輝夫 : 移動無線端末の位置情報と通信情報を用いた災害現場地図の自動生成, 情報処理学会論文誌, Vol. 51, No. 12, pp. 2169-2183 (2010).
• 藤原明広, 巳波弘佳 : すれちがい通信を利用した災害時避難誘導法(特集: 震災復興や新興国の近未来に役立つ情報ネットワーク技術論文), 電子情報通信学会論文誌. B, 通信, Vol. 96, No. 6, pp. 580-588 (2013).
• Shi, W. and Liu, Y.: Real-time urban traffic monitoring with global positioning system-equipped vehicles, Intelligent Transport Systems, IET, Vol. 4, pp. 113-120 (2010).
• Awk.Homepage: The GNU Awk User's Guide, (online), available from <http://www.gun.org/software/gawk/manual/gawk.html> (2014.02.06).

タイトルに関連する用語 (5件)： 帰宅困難者 ,  GPS ,  リアルタイム ,  地図作成 ,  シミュレーション