抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大気圧非平衡プラズマはガス温度が低くても高い殺菌効果を有するため,生体への直接照射殺菌も想定した応用が研究されている。照射対象と目的に応じてプラズマのガス温度を制御可能なプラズマ装置を開発しており,これにより生成される活性種の生成量のガス温度依存性を測定した。また,実際の殺菌実験を通じてガス温度が殺菌効果に及ぼす影響も評価した。ガス温度を変化させてダルベッコリン酸緩衝液(DPBS)にプラズマを照射し,生成されるOHラジカルと一重項酸素量をESRにより測定した。プラズマガス温度が上昇すると,OHラジカル,一重項酸素とも生成量が増加する。低温にすると活性粒子種生成量は低下するが,放電電力を低下させた場合に比べて緩やかである。寒天培地上の大腸菌に照射する場合は,室温から零下の範囲で低温に制御したプラズマでも殺菌効果が認められた。DPBS培地の場合は,-10~80°Cのプラズマ照射で殺菌効果が認められる。実験方法,活性種生成量と殺菌効果の測定結果を述べる。