抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大規模集積回路はこれまで,スケーリング則に従い高性能化を実現してきた。しかし近年,スケーリング則に伴う素子の微細化によりグローバル電気配線層において配線遅延や発熱といった問題が生じてきている。そこで,グローバル電気配線層を光配線で置き換えるオンチップ光配線が期待されており,極低消費電力かつ超高速動作可能な光デバイスが必要と考えられる。我々は,従来の半導体レーザに比べ3倍程度高いモード利得が得られる半導体薄膜(メンブレン)構造を有する分布帰還(DFB)レーザおよび分布反射型(DR)レーザを提案し,その極低電流動作を報告してきた。今回,半導体薄膜DRレーザの高効率動作化を目的として,p-InP層の低濃度化およびp電極までの距離短縮化を行い,しきい値電流0.21mA,前端面外部微分量子効率32%,電力変換効率12%の低電流・高効率動作を実現すると共に,バイアス電流1.06mA,バイアス電圧1.76Vおいて20Gbit/sの高速直接変調(エネルギーコスト93fJ/bit)に成功した。薄膜導波路構造にリッジ構造を導入することを検討した結果,さらに3割程度の低エネルギーコスト化が可能であることをシミュレーションより明らかにした。(著者抄録)