特許
J-GLOBAL ID:201903007919622021

車載認証システム、通信装置、車載認証装置、コンピュータプログラム、通信装置の認証方法及び通信装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 河野 英仁 ,  河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2017-120830
公開番号(公開出願番号):特開2019-009509
出願日: 2017年06月20日
公開日(公表日): 2019年01月17日
要約:
【課題】車両外の装置との無線通信などを必要とせずに通信装置を認証することができる車載認証システムを提供する。【解決手段】車両に搭載されるECU(Electronic Control Unit)3は第1秘密鍵及び第1公開鍵を記憶し、ゲートウェイ2は第2秘密鍵、第2公開鍵及び署名検証鍵を記憶する。ゲートウェイ2は、電子署名が付された第1公開鍵を取得して署名検証鍵にて検証し、正当な第1公開鍵を用いて第2公開鍵を暗号化してECU3へ送信する。ECU3は、暗号化された第2公開鍵を受信して第1秘密鍵にて復号し、第1秘密鍵を用いて復号して得た第2公開鍵を用いて第1公開鍵を暗号化してゲートウェイ2へ送信する。ゲートウェイ2は、暗号化された第1公開鍵を受信して第2秘密鍵にて復号し、復号した第1公開鍵が別途取得した第1公開鍵と比較して正当であると判定した場合に、ECU3が正当な装置であると認証する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
車両内のネットワークに新たに接続された通信装置を車載認証装置が認証する車載認証システムにおいて、 前記通信装置は、第1秘密鍵及び第1公開鍵が記憶された第1記憶部を有し、 前記車載認証装置は、 第2秘密鍵及び第2公開鍵、並びに、前記第1公開鍵に付された電子署名の正否を検証する署名検証鍵が記憶された第2記憶部と、 前記電子署名が付された前記第1公開鍵を取得する第1公開鍵取得部と、 前記第1公開鍵取得部が取得した前記第1公開鍵に付された前記電子署名の正否を、前記第2記憶部に記憶された前記署名検証鍵を用いて検証する署名検証部と、 前記署名検証部により正当であると判定された電子署名が付された第1公開鍵を用いて、前記第2記憶部に記憶された第2公開鍵を暗号化する第2公開鍵暗号化部と、 前記第2公開鍵暗号化部が暗号化した前記第2公開鍵を、前記ネットワークを介して前記通信装置へ送信する第2公開鍵送信部と を有し、 前記通信装置は、 前記車載認証装置から暗号化された前記第2公開鍵を受信する第2公開鍵受信部と、 前記第2公開鍵受信部が受信した前記第2公開鍵を、前記第1記憶部に記憶された前記第1秘密鍵を用いて復号する第2公開鍵復号部と、 前記第2公開鍵復号部が復号した前記第2公開鍵を用いて、前記第1記憶部に記憶された前記第1公開鍵を暗号化する第1公開鍵暗号化部と、 前記第1公開鍵暗号化部が暗号化した前記第1公開鍵を、前記ネットワークを介して前記車載認証装置へ送信する第1公開鍵送信部と を更に有し、 前記車載認証装置は、 前記通信装置から暗号化された前記第1公開鍵を受信する第1公開鍵受信部と、 前記第1公開鍵受信部が受信した前記第1公開鍵を、前記第2記憶部に記憶された前記第2秘密鍵を用いて復号する第1公開鍵復号部と、 前記第1公開鍵復号部が復号した前記第1公開鍵の正否を判定する第1公開鍵判定部と を更に有し、 前記第1公開鍵判定部が前記第1公開鍵が正当であると判定した場合に、前記通信装置が正当な装置であると認証すること を特徴とする車載認証システム。
IPC (3件):
H04L 9/32 ,  G09C 1/00 ,  H04L 9/08
FI (3件):
H04L9/00 675B ,  G09C1/00 640E ,  H04L9/00 601F
Fターム (7件):
5J104AA07 ,  5J104AA16 ,  5J104EA16 ,  5J104KA05 ,  5J104NA02 ,  5J104NA38 ,  5J104PA07
引用特許:
審査官引用 (8件)
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