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J-GLOBAL ID：202002268550277486   整理番号：20A0749840

インバータ駆動機におけるカーボン遊離現象の基礎検討

Elemental Consideration of Carbonization Phenomena in Inverter Fed Motor

著者 (6件)： 吉武勇一郎 ((株)日立製作所 研究開発グループ) ,  小島啓明 ((株)日立製作所 研究開発グループ) ,  笠井友樹 ((株)日立インダストリアルプロダクツ) ,  丸山正一 ((株)日立インダストリアルプロダクツ) ,  小島寛樹 (名古屋大学) ,  早川直樹 (名古屋大学)
資料名： 電気学会論文誌 A  (IEEJ Transactions on Fundamentals and Materials)
巻： 140  号： 1  ページ： 40-47(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： S0808A  ISSN： 0385-4205  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 回転機の絶縁焼損に関する前駆現象として「カーボン遊離」を検出し,インバータサージの高いdV/dtに対する発生条件を検討した。著者らは,SiCデバイスインバータからの急峻なサージをシミュレーションし,絶縁シート構成を制御するために電動機コア内部の固定子絶縁システムを構築できる要素モデルの実験装置を構築した。カーボン遊離生成の定量的条件を明らかにすることにより,カーボン遊離生成を抑制する電圧が離型層の位置に依存することを検証した。そこで,急峻なインバータサージに対するカーボン遊離を防止するための絶縁設計指針を開発した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *炭化 ,  電気機械 ,  効率化 ,  *インバータ駆動 ,  電気サージ ,  *電気絶縁 ,  炭化ケイ素 ,  設備更新 ,  減少 ,  負荷 ,  粒子 ,  誘導電動機
準シソーラス用語： *回転機 ,  高効率化 ,  環境負荷低減 ,  炭素粒子 ,  可変速誘導電動機

著者キーワード (12件)： - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  - ,  -

分類 (2件)： 発電機・電動機一般  (NB07010Y) ,  絶縁材料  (NA04030W)

引用文献 (22件)：

• (1) 北村正司・宮田健治・榎本裕治・大嶽 敦・岩路善尚・三上浩幸:「モータ開発を支える要素技術とその将来展望」, 産業応用部門 回転機研究会, Vol. RM-10, No. 134-152, pp. 49-54 (2010)
• (2) B. Vivo, P. Lamberti, R. Raimo, V. Tucci, L. Vertuccio, and L. Beneduce : “Effects of thermo-electrical aging on the properties of epoxy-based nanocomposites for motor insulation”, Diagnostics for Electrical Machines Power Electronics and Drives (SDEMPED) 2015 IEEE 10th International Symposium on, pp. 226-231 (2015)
• (3) 吉武勇一郎・尾畑功治・榎本裕治・岡部義昭:「クローティースモータの高熱伝導絶縁化に関する検討」, 電学論A, Vol. 131, No. 4, pp. 132-138 (2011)
• (4) 安藤俊明・木谷剛士:「産業プラントを支える可変速駆動システム」, 富士時報, Vol. 80, No. 2, pp. 114-119 (2007)
• (5) 執行正謙・小林健二・永田 寛・加藤修治:「熱間圧延設備向け15 MVA高圧大容量IGBTインバータドライブシステム」, 日立評論, Vol. 90, No. 12, pp. 1014-1015 (2008)

タイトルに関連する用語 (5件)： インバータ ,  駆動機 ,  カーボン ,  現象 ,  基礎