特許
J-GLOBAL ID:202003005713480172
非酵素的核酸鎖結合方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
大野 聖二
, 梅田 慎介
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-544965
特許番号:特許第6703948号
出願日: 2015年08月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 核酸鎖と核酸鎖とを酵素反応に依らずに結合させる方法であって、
ホスホロチオエート基を有する第一の核酸鎖を、ハロゲンを離脱基とする求電子剤の存在下で、水酸基又はアミノ基を有する第二の核酸鎖と反応させる手順を含み、ここで、
前記ホスホロチオエート基が核酸鎖の3'末端に存在するとき、前記水酸基又はアミノ基が核酸鎖の5'末端に存在し、前記ホスホロチオエート基が核酸鎖の5'末端に存在するとき、前記水酸基又はアミノ基が核酸鎖の3'末端に存在し、
前記求電子剤は、
前記脱離基を脱離させて、当該脱離基が結合していた部位において第一の核酸鎖のホスホロチオエート基の硫黄原子に結合し、さらに、
前記第二の核酸鎖の水酸基の酸素原子又はアミノ基の窒素原子と求核置換し、第一の核酸鎖のホスホロチオエート基から硫黄原子を、第二の核酸鎖の水酸基又はアミノ基から水素原子を抜き取って脱離し、これによって、
第一の核酸鎖のリン酸基のリン原子と、第二の核酸鎖の酸素原子又は窒素原子を、硫黄原子を含まない構造によって結合するものである、
非酵素的核酸鎖結合方法。
IPC (3件):
C12N 15/10 ( 200 6.01)
, C12N 15/63 ( 200 6.01)
, C07H 21/00 ( 200 6.01)
FI (3件):
C12N 15/10 ZNA Z
, C12N 15/63 Z
, C07H 21/00
引用特許:
引用文献:
審査官引用 (4件)
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Bioconjugate Chem., 2008, Vol.19, p.327-333
-
ARKIVOC, 2009, Vol.iii, p.264-273
-
Tetrahedron Letters, 1985, Vol.26, No.7, p.933-936
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Nucleic Acids Research, 2017, Vol.45, No.12, p.7042-7048
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