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J-GLOBAL ID：202102218909265012   整理番号：21A0959930

杜仲葉を添加した豚肉の物性およびコラーゲン特性

著者 (4件)： 宮崎茜里 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  西海理之 (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  筒浦さとみ (新潟大 大学院自然科学研究科) ,  桜井敏行 (清水港飼料)
資料名： 日本食肉研究会総会提出議案及び大会講演要旨  (日本食肉研究会大会講演要旨)
巻： 62nd (CD-ROM)  ページ： 14  発行年： 2021年 
JST資料番号： L1153A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・テクスチャーに特徴を持つブタの開発を目標に,コラーゲン代謝因子のゲニポシド酸を含む杜仲葉を添加した飼料を給餌し豚肉の品質変化を検討。
・ブタ(雌および去勢豚)で出荷の1か月前から肥育用飼料に0.25%濃度の杜仲葉添加飼料を給餌した試験区,肥育用飼料のみ給餌の対照区を試験。
・水分含量,クッキングロス,脂肪融点,脂肪酸組成において飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸に両群で差はなかったが,粗脂肪含量は試験区が対照区より有意に高値。
・物性測定では,切断・圧縮試験において両群で差はなかったが,剪断試験の初期弾性率では試験区が対照区より有意に低値。
・総コラーゲン量には両群でほぼ差がなかったが,コラーゲンの加熱溶解性において試験区が対照区よりも約3%低値。
・以上の結果,杜仲葉給餌により豚肉がよりしなやかな食感になると結論。

シソーラス用語： ブタ ,  飼育管理 ,  *飼料添加物 ,  健康食品 ,  嗜好品 ,  コラーゲン ,  生理活性因子 ,  *豚肉 ,  *品質変化 ,  含水量 ,  調理損失 ,  脂肪酸組成 ,  脂肪 ,  剪断試験 ,  弾性係数 ,  加熱 ,  溶解性 ,  食感品質 ,  脂肪含量 ,  粗脂肪 ,  *杜仲葉 ,  偶蹄類 ,  硬タンパク質 ,  動物タンパク質 ,  *食肉
準シソーラス用語： コラーゲン代謝因子 ,  加熱溶解性 ,  脂肪融点 ,  食品品質 ,  弾性率

分類 (3件)： 豚  (FD02040U) ,  特殊飼料  (FD07050O) ,  食品の品質  (FJ01040F)

物質索引 (1件)： ゲニポシド酸

タイトルに関連する用語 (4件)： 杜仲葉 ,  豚肉 ,  物性 ,  コラーゲン