文献

J-GLOBAL ID：201602224185182379   整理番号：16A1340853

タイミングパラメータのゆらぎを考慮した大規模信号束量子論理回路の誤り率の統計解析

Statistical analysis of error rate of large-scale single flux quantum logic circuit by considering fluctuation of timing parameters

著者 (3件)： Yamanashi Yuki (Department of Electrical and Computer Engineering, Yokohama National University, Tokiwadai 79-5, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Masubuchi Kota (Department of Electrical and Computer Engineering, Yokohama National University, Tokiwadai 79-5, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, Japan) ,  Yoshikawa Nobuyuki (Department of Electrical and Computer Engineering, Yokohama National University, Tokiwadai 79-5, Hodogaya-ku, Yokohama 240-8501, Japan)
資料名： Physica C. Superconductivity and Its Applications  (Physica C. Superconductivity and Its Applications)
巻： 530  ページ： 101-103  発行年： 2016年11月15日 
JST資料番号： T0580A  ISSN： 0921-4534  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： タイミング設計指針を確立するために,大規模信号束量子論理回路のタイミングマージンと誤り率の関係を定量的に調べた。熱雑音により生じる信号束量子論理ゲートのセットアップ/ホールド時間が,大規模信号束量子論理回路の論理エラーのもっとも可能性の高い起源であることがわかった。単一束量子回路におけるセットアップ/ホールド時間とタイミングジッタのゆらぎを考慮することにより,大規模論理回路の安定な動作のための適切なタイミングマージンを論じた。事例研究として,タイミングマージンに対する百万ビットの単一束量子シフトレジスタの誤り率の依存性を統計的に分析した。結果から,大規模SFQ論理回路の安定な動作のためには,タイミングマージンとバイアス電圧の調整が重要であることがわかった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *論理回路 ,  *回路 ,  ゆらぎ ,  *誤り率 ,  *統計解析 ,  ジッタ ,  熱雑音 ,  シフトレジスタ
準シソーラス用語： *量子回路 ,  タイミングジッタ

著者キーワード (4件)： Single flux quantum ,  SFQ circuit ,  Error rate ,  Timing design

分類 (1件)： Josephson接合・素子  (BM04043E)

タイトルに関連する用語 (7件)： パラメータ ,  ゆらぎ ,  大規模 ,  束 ,  量子論理 ,  誤り率 ,  統計解析