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J-GLOBAL ID：201702277815414910   整理番号：17A0861603

超高解像度電気化学顕微鏡の創成と応用

Advanced Scanning Electrochemical Microscope System for High-Resolution imaging and Electrochemical Applications

著者 (16件)： 松岡涼 (北斗電工株式会社) ,  青柳重夫 (北斗電工株式会社) ,  松本尚志 (北斗電工株式会社) ,  松平昌昭 (北斗電工株式会社) ,  高橋康史 (金沢大学理工学研究域電子情報学系) ,  高橋康史 (JSTさきがけ) ,  熊谷明哉 (東北大学大学院環境科学研究科) ,  熊谷明哉 (東北大学原子分子材料科学高等研究機構) ,  井田大貴 (東北大学大学院環境科学研究科) ,  棟方裕一 (首都大学東京大学院都市環境科学研究科) ,  飯田克彦 (株式会社ナノコントロール) ,  珠玖仁 (東北大学大学院工学研究科) ,  金村聖志 (首都大学東京大学院都市環境科学研究科) ,  末永智一 (東北大学大学院環境科学研究科) ,  末永智一 (東北大学原子分子材料科学高等研究機構) ,  末永智一 (東北大学大学院工学研究科)
資料名： 電気化学および工業物理化学  (Electrochemistry)
巻： 85  号： 6  ページ： 319-326(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： G0072A  ISSN： 1344-3542  CODEN： EECTFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 開発した三機種の超高解像度走査型電気化学顕微鏡の概要とその応用について報告した。1)走査型イオンコンダクタンス顕微鏡を用いて,ピッチ幅2μm NanoCulture Plateの1μm程度のハニカム格子,導電性PEDOT電解重合膜,及びヒト扁平上皮がん細胞の高解像の形状イメージングが可能であった。2)走査型電気化学イオンコンダクタンス顕微鏡を用いて,ピッチ幅10μmのAu櫛形電極,アルミダイカストの浸漬時間の経過と共に凹部とプローブ電流が増加する腐食の進行,及びアルミダイカストのサブミクロンオーダのカソードサイトの検出,及びメディエータとして用いた疎水性フェロセンメタノールのHeLa細胞の細胞膜透過性及び形状について,試料の電気化学イメージングと形状イメージングが可能であった。3)ナノ電気化学セル顕微鏡を用いて,LiFePO₄合剤電極の形状イメージとリチウムイオンの挿入に伴う酸化電流イメージとが同時に得られた。

シソーラス用語： *高分解能 ,  *走査型プローブ顕微鏡 ,  *走査型トンネル顕微鏡 ,  格子 ,  ポリエチレンジオキシチオフェン ,  導電性高分子 ,  電解重合 ,  高分子膜 ,  扁平上皮癌 ,  腫瘍細胞 ,  画像処理 ,  電極 ,  腐食 ,  疎水性 ,  HeLa細胞 ,  リチウム化合物 ,  リン酸塩 ,  鉄化合物 ,  電流 ,  形態 ,  金属イオン
準シソーラス用語： *超高解像度 ,  *電気化学顕微鏡 ,  *走査型電気化学顕微鏡 ,  *走査型イオンコンダクタンス顕微鏡 ,  ハニカム格子 ,  PEDOT ,  癌細胞 ,  イメージング ,  櫛形電極 ,  細胞膜透過性 ,  リン酸リチウム鉄 ,  酸化電流 ,  形状 ,  リチウムイオン

著者キーワード (4件)： Scanning Ion Conductance Microscopy ,  Scanning Electrochemical Microscopy ,  Scanning Electrochemical Cell Microscopy ,  Nanoprobe

分類 (2件)： 電極過程  (CB07040U) ,  顕微鏡法  (BK01040E)

引用文献 (29件)：

• 1) G. Binning and H. Rohrer, Helv. Phys. Acta, 55, 726 (1982).
• 2) Y. Takahashi, Y. Hirano, T. Yasukawa, H. Shiku, H. Yamada, and T. Matsue, Langmuir, 22, 10299 (2006).
• 3) H. Shiku, T. Shiraishi, H. Ohya, T. Matsue, H. Abe, H. Hoshi, and M. Kobayashi, Anal. Chem., 73, 3751 (2001).
• 4) S. Aoyagi, Y. Utsumi, M. Matsudaira, H. Yamada, T. Kachi, H. Shiku, H. Abe, H. Hoshi, and T. Matsue, Bunseki Kagaku, 55, 847 (2006).
• 5) B. Liu and A. J. Bard, J. Phys. Chem., 109, 5193 (2005).

タイトルに関連する用語 (4件)： 高解像度 ,  電気化学顕微鏡 ,  創成 ,  応用