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J-GLOBAL ID:200902200302857300   整理番号:09A0151793

最適制御理論を用いたブローチングの研究

Investigation on Broaching-to Using Optimal Control Theory
著者 (3件):
資料名:
号:ページ: 115-122  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: G0242B  ISSN: 1880-3717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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追い波・斜め追い波中を船舶が高いフルード数で航行する際に,ブローチング現象が発生することがあるが,この現象は操縦不能現象の一種であり,急激な回頭運動による横傾斜モーメントにより転覆の危険性をはらんでいる。本論ではブローチングが実際に問題となる高い速度域における比例制御と最適制御下の船体運動を比較し,舵の制御則がブローチングに対していかなる影響を及ぼすかにつき考察した。その結果,1)ブローチングが問題となる海象条件下における船体運動について,数理計画法による最適制御理論を用いた計算を行った。その結果,最適な保針制御を行ってもなお大回頭を防ぎ得ない例を示した。2)本論で用いた計算条件下においてブローチングが生じるか否かと言う問題は,それまでの保針制御が比例制御か最適制御かに依存せず,Yaw方向の静的釣り合いの安定性に帰着できると考えられる,などと結論した。
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船舶性能 
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